ダイナマイト・パンチ3/27

| コメント(0)
後楽園ホールで行われた、オール4回戦興行に、櫛部好充(協栄)選手が出場。荒巻達也(横浜光)選手と対戦しました。

櫛部選手、デビュー2連勝の後は3連敗。ここまで2勝(1KO)3敗、デビューは、04年11月。対する荒巻選手は、1戦1勝、デビューは、05年9月。

櫛部選手、最初の負けは、どっちが勝ったか判らない様な試合でしたが、2敗目は完全KOされました。昨年10月の3連敗目は、ピンチヒッターでしたが、9年ぶり、34才の選手に”気持ち負け”。

建設現場の電気設備工事士として働く櫛部選手、仕事が忙しいときも練習は欠かしません。練習熱心で、気持ちも良く職場、ジムの人気者です。

本人の申し出で、3連敗後右構えをサウスポーに変えました。先日試合をした坂田健史選手のパートナーを務めていたので、何とかサウスポーも、様になって来ていました。。

荒巻選手の所属する横浜光ジムには、ミニマム級世界王者の新井田 豊 選手がいます。1戦しかしていないのに、5戦のキャリアを持つ選手にぶつけて来るのは、相当”自信”持ってる証拠・・・。

同じクラスに世界王者もいるし、期待されている選手だろうな、とは思っていましたが、リングに上がった荒巻選手は、まさに”チームNIIDA”という感じ。予想通り、センスのある好ボクサーでした。

第1ラウンド、ゴングが鳴ると硬くなり”自分の世界”にはまってしまう櫛部選手。一つ二つ打っては、頭を上げて下がる繰り返し。打ち終わりに、切れのある右ストレートが襲う。まともに当たったら、終わりの予感・・・。

「何だ今日もやられちゃうのか」と、応援団の皆さんも感じたそうですが、まともには貰わず、このラウンド終了。ポイントは、取られました。

「クシちゃん、もっと細かく手数出さなくちゃ」と、大竹マネジャー。返事もまだ硬く、自分の世界にいる感じ・・・。

第2ラウンド、左ボディが当たり始めました。が、まだ硬くコンビネーションが出ません。それでも、追いかける形でこのラウンド終了。互角からやや有利。

「相手、もう疲れてるよ」「見えるから、良く見て、小さく手を出してみろ」「大きいのいらない」「そうしないとポイント取れないから、勝てないぞ」「勝ちたいんだろ」「スタミナあるんだから、打ちまくって来い」「この回、取って来い」

第3ラウンド、今までの試合では見せた事の無い動きで、相手を追い掛け回し、休む間を与えず、打ちまくりました。荒巻選手には、疲労の色が・・・。ハッキリとポイント取る。

「いいぞ〜」「これだよクシちゃん」「出来るじゃないか」「この調子でたくさん殴って来い」「今日は、勝つんだぞ」

ラストラウンド、調子に乗ったクシちゃん。前進、手数を止めず、ハッキリとポイント取りました。39−38(2人)、39−37の判定で勝利。やっと、長〜いトンネルを抜け出しました。

荒巻選手も、思った通りの良い選手でした。今後の活躍に期待したいと思います。しかし、クシちゃんも、我々も正直、ホットした感じ。たくさんの応援の人達からの祝福は、嬉しいものですね。

この試合の第3ラウンド、デビュー以来”試合”の場で、始めて見せた”その動き”は、今後に通じます。今後の大きな自信になるはずです。やっと、一皮向けた感じ・・・。

ボクシングやるんだからハートが無いわけじゃ無いけれど、中々自分の殻を破れないでいる選手も、結構います。経験が、必要な場合もあります。3連敗を通し、やっとこれを突破した櫛部選手でした。

写真は、ご褒美のステーキに挑戦中の櫛部選手。これからも、応援宜しくお願いします。

コメントする

このブログ記事について

このページは、BOXINGNAVIが2006年3月28日 16:07に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ウィラポンは、衰えていた?」です。

次のブログ記事は「亀田興毅VSポンサクレック」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

2010年11月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
Powered by Movable Type 5.02