発売3時間でチケットは売り切れ。ラスベガス・MGMグランドガーデンに集まった観衆は1万6,500人。これ以上入れないので仕方ないが、驚くべきは前日の計量にも7,000人の観衆が集まった。
さすがに世界176ヶ国で放送されるというこの試合の注目度が、いかに大きいかがわかる。
【デラホーヤが史上最高の155億円マッチ(日刊スポーツ)】 気になる両選手のファイトマネーは、デラホーヤ30億円、メイウェザー12億円の最低保証に、PPVの売り上げパーセンテージがプラスされる。これも凄い金額になるだろう。
これまでデラホーヤのトレーナーを務めていたのは、メイウェザーの父、メイウェザー・シニア。今回はどちらのコーナーにも付いていない。
デラホーヤはシニアに対し、トレーナー料6千万円。試合に勝てばボーナスとしてさらに6千万円。合計1億2千万円で、この試合のトレーナーを要請したらしいが、シニアは倍の2億4千万円を要求。決裂。
結局、フレディ・ローチが付く事になった。ローチは、ドン・チャージン・プロモーターからかわいがられ、多くの世界戦で成果を挙げ名が売れた。次はバーナード・ホプキンスからもトレーナーの要請があるらしい。

そのジムは、2番手、3番手のトレナーがローチの方針を守り、ローチが見れない選手を指導し、報告するシステムになっている。過去、名護明彦選手が試合前1ヶ月ずつ滞在していた事がある。
トップの方針を理解し、次に続く者が勉強しながらそのプランにのっとり選手を指導、育成していく。このシステムの方が、クラブに集まる選手のレベルを上げている。
トレーナでも2番手が向いているタイプの人もいますし、それはその方がその人間も活きる。学習能力があるトレーナーはいいですけど、自分の経験オンリーに徹している方では苦しいですね。
ローチの所ではお兄さんが、弟の能力を認め補佐に徹していた。我見はとかず、トップの方針に沿った指導。ローチ不在でも選手がやってくるのは、そんな所にも原因があるのでしょう。
入場する両選手の表情は硬い。特にデラホーヤは、今までになくナイーブな表情が印象的。メイウェザーにも、余裕は感じられない。
以下、WOWOW観戦しながらの私の試合メモ。
1回、立ち上がりからメイウェザーのジャブは速いが、デラホーヤしっかりブロック。デラホーヤは動きを見極めつつボディ攻撃。
2回、デラホーヤ前に出る。ボディ、顔面と打ち分ける。メイウェザー、足を使わない、ジャブも少ない。
3回、ロープに押し込まれる場面が多いメイウェザー。得意のジャブ、左フック はブロックされる。
4回、ロープ際でデラホーヤ攻勢。メイウェザー、連打が出ない。
5回、メイウェザーようやく前に出るが、デラホーヤに押し返される。しかし、ロープ際で右カウンター1発。この試合初めてデラホーヤの攻撃がおとなしくなる。
6回、デラホーヤのコンビネーションがいい。メイウェザーが打つ瞬間、首をすくめガードを高く上げブロック。得意の高速連打をさせないデラホーヤ。
7回、デラホーヤ、ジャブを使い始める。相変わらずロープに押し込まれる場面が多いメイウェザー。見栄えがよくない。
8回、デラホーヤ、ジャブからのコンビネーションも速い。時折カウンターももらうが、お構い無しに前進して強いプレッシャー。
9回、メイウェザーが先手を取る。パンチはブロックされることが多い。ロープ際、デラホーヤのコンビネーションは速い。
10回、デラホーヤの手数が減る。疲れたのか、休んだのか。はっきりとメイウェザーのラウンド。
11回、前には出るが手が出ないデラホーヤ。スピードも落ちた。メイウェザーには余裕が感じられる。ラウンド終了間際、デラホーヤの長い右ストレートがクリーンヒット。
12回、デラホーヤ全く疲れた。メイウェザーは軽快な動き、しかしラスト40秒あたりからデラホーヤ、意を決したような攻撃を見せる。最後に強烈に盛り上げたデラホーヤ。魅せてくれる。
両選手、笑顔で試合終了。
判定は、115−113デラホーヤ。残る2者は116−112、115−113でメイウェザーの2−1でメイウェザーの判定勝ち。
私は、デラホーヤが勝ったと思いましたが、ちょうど亀田興毅VSランダエダ第1戦と反対の結果になったような感じで、中盤からのメイウェザーのジャブにポイントが流れたのでしょうか。
試合後、メイウェザーは引退宣言。
「もう何も証明するものがない」
一方、笑顔のデラホーヤは、
「私が勝っていたと思う」
「私は齢を取った。彼はまだ若いという事だ」
「試合の分析はする。今後の事はわからない」
非常にさわやかな印象で、最後のリングを降りるロッキー・バルボアを思い出させた。
【ROCKY THE FINAL】試合前フレディ・ローチは、パワーを盛んに強調。ワナを仕掛けながら、アグレシップに戦い、ボディ攻撃も明言。デラホーヤは作戦通り戦えたと思うし、その作戦は見事だった。
デラホーヤ、メイウェザーが打ってくる瞬間いいブロックを見せていた。あの位置にブロックを持ってこられると、手数の選手はやりにくいですね。
くっついた時はその隙間を縫い、片腕つかまれた時は、もう一方の手で打つ。ロープにつめれば、回転の速いコンビネーション。頭は追わず、ボディは忘れない。
だが、悲しいかな以外に早くスタミナが切れたデラホーヤ。練習では、この試合に備えパートナーを務めたシェーン・モズリーが言う様に、スタミナがあったのだろう。
しかし、これがブランクであり、衰えでしょう。試合のスタミナはまた違います。後半ボディも効いていた様に感じたが、これもブランク。ここ2年8ヶ月で1試合しか戦っていないデラホーヤは、一気に押し捲れなかった事が惜しまれる。
試合を作ったのはデラホーヤ。冷静に巻き返し、頭の良さを見せ付けたメイウェザー。好試合でした。
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