用皆政弘VS高橋 仁 ・KOスター対決!8連続KOを賭けたタイトルマッチ

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15連続KOの日本タイ記録にあと一つと迫った、牛若丸あきべぇ(協栄)選手。既に次の対戦相手は、坂本博之(角海老宝石)選手に勝った男・柏樹 宗 (三津山)選手と発表されているが、ファンの皆様が気になるのは、タイトル挑戦はいつかになるのかという事でしょうか。

私にはわかりません。(~~)

しかし、あきべぇ選手のランキングも日本ウェルター級1位。湯場選手のようなタイプに勝つ為の条件、勢い、絶対的な爆発力は持っている。近い将来、おのずと勝負の時は来るでしょう。

連続KO記録更新中の強打者同士が、日本タイトルマッチで激突。こんな絵に書いたような好カードが行なわれたのは、昭和53年(1978年)4月11日後楽園ホール。

日本ライト級チャンピオン用皆政弘(斎田)VS挑戦者1位・高橋 仁 (トーアファイティング)。

奇しくも、尊敬する選手はロベルト・デュラン(パナマ)と一緒の両選手。

用皆選手はアマ王者(高校)からプロ入り、ようやくプロの水にも慣れ昭和52年(1977年)7月、根岸多美男(不二)選手を破り王座に付く。リマッチも2回で返り討ちし、7連続KO中。12勝(9KO)3敗のファイター・タイプ。

高橋選手はプロたたき上げ、デビュー当初は黒星が先行したが、福田洋二先生に鍛えられメキメキと頭角を現して来た。福田先生、現在はF・Iジム の会長さんです。

エフ・”ワン”ではありません。エフ・”アイ”ジム です。(~~)

2年前の対戦では猛打戦の末、用皆選手を10回判定に破っている高橋選手。2度の韓国遠征でのKO勝利も含め、こちらも7連続KO中。20勝(13KO)6敗1分、長身のボクサー・パンチャー。

77年度のKO賞は、惜しくも用皆選手にさらわれている。

東北は岩手県出身の高橋選手、何度か一緒に練習した事がありますが、朴訥な喋りはその人柄を感じさせてくれる。何度もやめようと思ったが、その度に踏みとどまり、勝つ味を覚えてきた苦労人。

「後楽園のポスター見ました」

って言ったら、凄く喜んでくれました。(~~)

今年一番の入り。熱気に包まれたホールは2500人の観衆で埋まった。好試合だけがかもしだす独特の雰囲気に包まれたホール。

「いいカードは知っている!」

昔からファンの皆様は敏感だ。

斉田会長、原田会長共に早い回でのKO戦を明言し、選手も自信のKO予告。チャンピオン用皆選手は3回、挑戦者高橋選手は5回。

セミの日本Sウェルター級タイトルマッチ、チャンピオン柴田賢治(斉田)VS2位小野 稔 (新日本宇都宮)戦が終わり、いよいよ両選手の入場。

「用皆」、「高橋」。ファンも真っ二つ。異様な雰囲気の中で試合は始まった。

待ちに待った好カードに息を呑む観衆、シーンとした立ち上がりにはいつもこの声が掛かった。

「まだ何にもしてないけど、な〜んとなくいいな、オイ」(~~)

しかしこの夜は、いきなり嵐の打撃戦に突入。リングサイドクラブ平山さんの出番もなかった。(~~)

挑戦者高橋選手が開始ゴングと共に右フックを振るい突っかけると、初回からライバル意識むき出しの激しい打撃戦に突入。

会場はいきなりヒートアップ。

デビュー5年目でタイトル初挑戦を迎えた挑戦者の動きは固い。チャンピオンのコンビネーションがいい。終盤早くもよろける挑戦者。

「高橋さん頑張れ!」

会場にいた私も興奮しました。

2回、ようやく左ジャブが出始めた挑戦者だったが、チャンピオン得意の乱打戦に巻き込まれてしまう。

”肉を切らせて骨を絶つ”

用皆選手、こんなスタイルの壮絶な打撃戦には滅法強い。したがって人気がありました。

元々打たれて脆い所があった挑戦者は、乱打戦は得意とする所ではない。気負ったか、作戦が裏目に出た。最初のダウンは左フック。カウント9。

2度目、3度目も左フックで倒された挑戦者は2回2分7秒KO負け。野望は砕け散った。短いラウンドだったが、ボクシングの面白さを再認識し、十分に堪能したファン。

「最初からKOで勝つことしか考えていなかった」

「調子が出ないうちにやられた・・・」

この勝利で用皆選手には、1階級上Sライト級での世界タイトル挑戦話が持ち上がる。5ヵ月後、日本Sライト級王者畠山 昇 (野口)選手との、王者同士のノンタイトル戦をクリアし、翌年の世界戦へと駒を進めた。

一方の高橋選手は、3ヵ月後の再起戦でビッグ山龍(野口)選手を4回KOに破り再起。用皆選手をもっと荒っぽくしたような山龍選手を再起戦の相手に選んだあたり、リベンジの意気込みを感じさせた。

山龍選手、青森県出身の元日本ライト級チャンピオン。”ケンカ殺法”とまでいわれた荒々しいボクシングは、”荒れ狂う”と表現されています。現在は津軽山龍ジム の会長さんです。

再起に成功した高橋選手だったが、これがラストファイト。網膜はく離を患い、二度とリングに立つ日はやって来なかった。リングを去るその胸中を察すると、無念の想いで一杯である。

強いだけでは王者になれない。難しいですねボクシングは。

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このページは、BOXINGNAVIが2007年5月29日 11:12に書いたブログ記事です。

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