リナレス載冠・ラリオス大奮戦!スコアを考える

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WOWOW・怒涛のタイムリーオンエア。

ホルへ・リナレスVSオスカル・ラリオスのWBC暫定フェザー級王座決定戦、ナイス・ファイトでした。

リナレス 大和魂で頂点獲った!(デイリースポーツ) ???
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立ち上がりからライオン・ハート、メキシコ一強いハートを持つ男ラリオスが前進、激しい突進でリナレスに襲い掛かる。冷静なボディワークと左で迎え撃つリナレス。

稲田VSサンタクルス戦を思い起こす立ち上がり。

サンタクルスの突進に、稲田選手はバック・ステップを踏むばかりでペースを掴めず、期待を大きく裏切る敗戦を喫してしまった。

リナレスの立ち上がりも固かった。

しかしリナレスは、激しい突進を冷静に懸命に止めにかかった。簡単には行かなかったけれど、そのハートの強さも存分に魅せてくれた。

ここが世界の頂点の分かれ目でしょう。

初回からWOWOW解説の二人、ジョー小泉氏と浜田剛史氏の採点が割れる攻防が繰り広げられる。

ラリオスが攻め、リナレスが交わしながら打つ展開はフィニッシュのその瞬間まで続いた激戦。激しいペース争いが、その時まで繰り広げられた。

2、3回とラリオスは気迫十分の激しい攻めを見せる。クリーンヒットはリナレスだが、ラリオスの攻勢点も評価出来る。

3回はリナレス手数が少なく、ラリオスのポイント。だがラリオス、左目上をカット。

4回、ラリオスの手数が減り、明らかにペースダウン。それでも攻めているのはラリオス。リナレスは、しつこくボディを叩いている。

5回、リナレスがマウスピースを落しはめなおしの後、試合再開。この後、この試合初めてリナレスが動きを止めて打って出た。

流れが変わった。

6回、リナレスのワン・ツーから左アッパーが痛打。ラリオス効いた。続く7回も
リナレス攻勢、ラリオスの動きは鈍る。

しかし8回、さすがにベテラン・ラリオス。このままペースを渡してなるものかと再び激しい前進。リナレスも応戦するが、ライオン・ハートの前進は止まらない。

だがラウンド終盤、ラリオスが試合開始から打っていたボディが効く。

「今まではあまり打たれた事ないですが・・・、そのようにやって来ましたが」

「もう勝負ですから、打たれてもいいから打つことです」

解説の浜田氏は、中盤以降リナレスにこう注文をつけている。

9回も激しい攻防が繰り広げられる。ラリオスの両ひじはもう真っ赤。それでも前進をやめないラリオス。ダメージは蓄積され、心が折れたら立ち直れない状況だと思ったが、闘志は衰えない。

迎えた10回、いきなりフィナーレはやって来た。

相変わらず攻勢のラリオスに、リナレスの左ストレートがカウンターで炸裂。

大きくグラつくラリオスに、右の追い討ちをテンプルに、そしてもう一発右。

ついにラリオス、ダウン。素晴らしい爆発力。見事な連打。

立ち上がったラリオスだが、レフェリーはストップ。クレームはつかない。それだけのダメージを被っていたラリオス。

突進してくる相手に、よく我慢してボディを打ち続けたと思います。そしてこれが、明らかに効いてきた試合後半でした。

これはいいキャリアを積んだリナレス。交わしながら浜田イズムが活かせれば、魅せるボクシングになりますね。

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デラホーヤ、リナレスを絶賛

さて、9回までのオフィシャルの採点は、87−84、89−82でリナレスが二者
と、85−86でラリオスが一人と大きく割れていた。

ジョー小泉氏は、87−84でリナレス。浜田剛史氏は、85−86でラリオスと割れた。私は88−83でリナレス。

ボクシングの採点は難しい。(~~)

有効打は圧倒的にリナレスだが、ラリオスは前進をやめなかった。攻め抜いた印象は強い。そのパンチはアウトコースから、ワイルドにガードを巻き込むように見える。

「ボディはいいが、上に返したいですね」

小泉氏が言っていたが、このボディをどう評価するかも大きなポイントでした。

ホールの試合でもこのような試合展開になった場合は、ただボディを打っていただけではポイントにつながらない。上に繋げないとダメだ。

しかしフィニッシュする事が出来たのは、ボディを攻めていた効果でしょう。

苦しい展開に終止符を打ったのは、ボディ打ちと基本の左ストレート。豊富な練習量と、芯の強さを感じさせられました。

ラリオス。これで引退の意向であるようだが、タイトル奪取に賭けるその意気込みは十分に感じさせてくれた。ライオン・ハート魅せてくれました。

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このページは、BOXINGNAVIが2007年7月24日 11:15に書いたブログ記事です。

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