矢尾板貞夫・世界へ・スランプ脱出・昭和の時代

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日のWBA世界ミニマム級タイトルマッチのセミファイナルは、日本Sフェザー級5位阪東ヒーロー(ファミリーフォーラム)VS小林生人(横浜光)の8回戦。

阪東選手、東日本新人王決勝で雄二ゴメスに1ラウンドで倒されたのは99年11月の事。WBA世界フライ級王者・坂田健史選手とは新人王同期組。



3連敗を記録したこともある。これまで八つの敗戦メンバーは、雄二ゴメス選手をはじめ、木村章司、宮田芳憲、 竜 宮城とそうそうたるメンバーが並ぶが、なんといっても現WBA世界Sフェザー級王者エドウィン・バレロ(帝拳)選手に立ち向かって行った試合が印象深い。

この05年9月のバレロ戦での敗戦を最後に、小林戦で5連勝。日本タイトルも見えてきた阪東選手。

会長は往年の名選手・門田新一(三迫)選手 。「ホントはカドタ、世界チャンピオンだったのよ」(イトウ先生)であります。強気のマッチメークが阪東選手を育てた。

一方の小林選手は、04年度の全日本新人王を獲得し、06年5月無敗のまま日本フェザー級王者渡邉一久(角海老宝石)選手に挑戦するも判定負け。

続く秋葉慶介(角海老宝石)選手との再起戦も落とし2連敗。その後、楽な相手に2連勝するも、中真光石(沖縄W)選手に競り負けて、阪東ヒーロー戦を迎えた。



「もまれてないからなァ」

いや、今もまれている最中である。

スコアは78−76、77−76、76−76の2−0で阪東選手の勝ちだが、ポイント差以上に、勢いの差、心の差が現われた試合だと思う。

阪東選手が勢いのまま先手、主導権を取る。小林選手も懸命に踏ん張り、意地を見せるが、押し返すまで行かない。たくさん負けないが、勝つまでは行かないラウンドが続いた小林選手。

好素材であると思うが今はスランプの小林選手。まだ渡邉戦での敗戦を引きずっているように感じられる。ほんの少しの狂い、その一瞬の判断、反応の差が勝負を分けるボクシング。

一つの試合を境に急に変わるボクサーはたくさんいる。それは良いも悪いも、いわゆるトラウマ。昔も今もそれは変わらない。

素質がある小林選手には、これを乗り越えてほしい。

世界王座挑戦が決まりながら引退。挑戦者の座をファイティング原田選手に譲った元世界フライ級1位、矢尾板貞夫(中村)選手もそんなトラウマを持った一人だった。

昭和34年11月、世界フライ級王者パスカル・ペレスに挑戦した時のフジTVの視聴率は脅威の92.3%。突然の引退は国民的ニュース。それ程の名選手だった。



山口 猛 選手との6回戦。最終回までワンサイドで勝っていた矢尾板選手であるが、残り1秒ボディ・ブローで逆転KO負けを喫する。

続く田中敏朗(現・全日本パブリックジム会長)戦でも、3回、ボディで倒された。田中選手のパンチは、戦った選手の中で一番だったと言う。

ボディにトラウマを持つことになった矢尾板選手。以後の試合で腹を打ってこられると、「ハッ」としてしまうようになる。

矢尾板選手は腹を鍛えに鍛えた。それでも、トラウマは消え去らない。

思い悩んで出した結論は、腹を打たせないこと。しかし、その技術を身に付けるのは大変な事だった。かなりの精神的苦痛があったと引退後告白されている。

協栄ジムの先代金平正紀会長も言ってました。「腹を鍛えるのも大事だけど、打たせない事考えないとねェ〜」

自らをリングの職人と形容する矢尾板選手は、精神論よりも技術派。だが、心が強くなくてはスランプ脱出はないと言う。

世界フライ級1位が、世界バンタム級1位と戦っちまう時代の事であります。精神的にタフでなければボクサーは務まらない時代。



テレビで毎日ボクシング中継はあっても、ビデオなんかない時代。技術を覚える為に、試合場へよく足を運んだ矢尾板選手。

昭和36年(1961年)7月、ブラジルへ遠征した矢尾板選手は、無敵の世界バンタム級王者エデル・ジョフレと対戦するも最終回KO負け。

「何もやる気がおきなくなってしまって・・・」

サンパウロからの帰途ハワイに立ち寄り、しばらくボンヤリしていた時期があった。

すると無性にボクシングが恋しくなる。あれこれ自分で考える。ああすれば、こうすれば・・・。

スタンレー・イトウ先生に動きを見てもらい、アドバイスを受ける。

「あの時覚えた事は身に焼きついた」

以後、引退するまで世界バンタム級1位ジョー・メデルに惜敗したのみの矢尾板選手である。


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心は強くなっていくものだと思う。方向性を決めるのは早い方がいい。強い心が技術を身に付けさせる。

トラッシュ中沼(国際)選手に日本王座を奪われた坂田健史選手も、試合後すぐに言われた。

「もう一回やるぞ!」

「あの1年はきつかったと思うよ」  − 続 く −

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このブログ記事について

このページは、BOXINGNAVIが2007年9月 5日 13:35に書いたブログ記事です。

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