WBA王者坂田vsWBC王者内藤・パートⅠ検証

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01年7月16日、日本フライ級王座を賭けて戦った両雄。坂田選手は、4月9日同級2位川端賢樹(姫路木下)選手と空位の王座を争い初のベルトを獲得している。この時、坂田選手は同級3位。

王座決定戦直前の日本ランキングは、1位に八尋史朗(帝拳)選手。4位に内藤大助選手と続く。

坂田選手は99年の全日本新人王。2000年は6試合をこなしキャリアを磨いた。ベテラン川端選手は、1年前世界王座にも挑んだキャリアを持つ。しかし、大竹マネジャーは声が掛かったチャンスを迷わず選択。

川端選手有利の声が多い中、予想を覆し見事な判定勝ちを収めた。この試合には、スタンレー・イトウ先生もセコンドを務めてくれました。



ランキング1位に上がった内藤選手の挑戦を受けることになった新チャンピオン。内藤選手は1年先輩の全日本新人王である。勝者は2位八尋選手の挑戦を受ける事が義務付けられていた。

無敗対決に後楽園ホールは、2250人の観衆で埋まった。

試合は挑戦者が仕掛け、チャンピオンが受ける展開でスタート。試合開始からエンジン全開の内藤選手が、前半ポイントを抑えた。チャンピオンにエンジンが掛かるのは5回から。



強引な前進で接近戦に持ち込み距離を殺し、ショート連打。坂田選手が試合の主導権を握ったかに見えたが、内藤選手も踏ん張る。6回は互角。

7、8回と後退する内藤選手を追い込み、パンチをまとめポイントを奪うが決定的な場面はない。9回、バッティングで坂田選手は左目上、額をカット。激しい出血に視界がさえぎられ、手数が減ったチャンピオンはポイントを奪われる。

激しい打撃戦が続いたラストラウンドは坂田選手が取った。試合終了。



島川氏、手崎氏の両者は96−96。内田氏は97−95で内藤選手。0−1で坂田選手、初防衛成功となった試合でした。採点表はこちら。



試合後すぐに大竹マネジャーは、「坂田に悪い事してしまった」を連発。

「前半、作戦であえて行かないよう指示した」

「あれでポイントあんなに流れるとは思っていなかったよ」

「坂田が悪いんじゃない。俺が悪かった」

と、弟子を盛んにかばっていました。

7月1日に行なわれた畑山vsロルシー戦での公式採点を巡り、日本のジャッジ、元世界王者の意見は大きく分かれた。私も試合場で観戦していて畑山防衛かと思いましたが、意外な大差で新王者誕生。

この試合の採点がどうのこうのよりも、変わりつつある世界的な採点傾向に日本も合わせて、新たな見方が要求されるであろうとの意見があった。

試合後のシャワー室で内藤選手は、「頭、ゴメン」と謝ってくれたそうだ。

「内藤君って良いヤツだよ」

これも大竹マネジャーよく言います。ほんとに。(~~)



しかし、この試合では大きな事件が起きた。判定に不服の宮田ジム陣営の中にあり、リングサイドで観戦していた98年度全日本新人王・大串尋人選手が、酒気を帯びてナイフのような凶器(後、玩具と判明)で係員を威嚇。また、審判控え室に押しかけ暴言を吐いたというもの。

大串選手は、無期限資格停止処分。10月に予定されていた試合はキャンセル。以後、リング復活はなかった。15勝(11KO)4敗。

宮田会長にも厳重戒告処分が下されたが、宮田会長は自ら3ヶ月間の謹慎を願い出て、この間セコンドにもつかない事を発表し、はっきりとけじめをつけた。

「今回の事件でボクシングのイメージを悪くしてしまった事を、心から反省します。皆様に多大なご迷惑をかけ、申し訳ありません」

内藤選手と大串選手は同期の新人王。相当仲も良かったのだろう。一連の亀田問題に対する大人の対応も、年齢からばかりでなく、このような厳しい経験を積んでいる事も忘れてはならない。

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無敗を保持した二人は、仲良く揃って翌年4月初黒星を喫する。19日、内藤選手はWBC王者ポンサクレックに屈辱の34秒KO負け。そして坂田選手は、30日トラッシュ中沼(国際)選手に日本王座を奪われる。

奇しくもこの敗戦から世界への本当の道が始まったといっていい二人。よく辛抱して頑張って来たと思います。いや、今もなお、現在進行形ですね。

坂田vs内藤パートⅡ。お互いやりたいでしょう。まずは内藤選手V2突破。日本でやれればいいですね。正式発表が待たれます。

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このページは、BOXINGNAVIが2007年11月29日 12:02に書いたブログ記事です。

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