引分でも新王者・ジャッジへの提言

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今年も新人王戦が始まっている。激しく闘志がぶつかり合うヤング・ボーイの激突は接戦が多い。よって引分けの裁定もままある。しかし、勝ち上がり者を決めねばならない。イーブンとつけたジャッジは、優勢者を必ずどちらか選ばなくてはならない。

「あれは考えた方がいいよ」

3人が同ポイントならまだ良いが、一人は青コーナーの勝ち、他2者は同点で引分け。だが、優勢点は二人揃って赤コーナー。よって、赤コーナー選手の勝者扱い。つい先日もこんなケースを目撃した。

前々から気になっていた引分け勝者扱いルール。

写真は、第21回大会東日本決勝で引分け敗者扱いで涙をのんだ”大器”岡橋 勲 (SB川口)選手。手にしたトロフィーが寂しさを誘う。この試合以降、平凡な選手になってしまったのは残念。



「ポイントで勝ってるジャッジがいるんだから、二人ドローなら、一人でも勝ちの方を選ばなきゃ」

「最近は細かく付けてるんだから、なおさらだと思うけどな」

「ジャッジの付けたポイントを尊重する意味でも、1ポイントの重みって大事じゃないの」

大竹マネジャーが熱い口調で訴える。

1967年9月10日、東日本予選で梅松忠喜(協栄)選手は、住田晴彦(青木)選手と対戦。延長の末梅松選手が勝者扱い。

同年9月29日、内山真太郎(船橋)選手は、村田吉郎(ヨネクラ)選手と引分け。ポイントの多い内山選手が勝者扱い。この日も登場の梅松選手は判定勝ち。

同年10月13日、大場政夫(帝拳)選手は、浅野英一(笹崎)選手と引分け。ポイント数で大場選手は敗者扱い。新人王を逃す。

ポイント同点なら延長戦。そうでなければポイント数が多い方が勝者。予選から延長戦ですから厳しいトーナメントです。しかし、それだけに鍛えられる面もある。



ポイント数で日本タイトルを獲得したラッキーボーイもいる。元日本バンタム級チャンピオン沼田久美(新日本木村)選手。1974年12月1日、内山真太郎選手の王座返上引退の後を受けた日本バンタム級王座決定戦は、2位沼田選手と1位綿貫誠一(キング)選手との間で争われた。

郡山市で行われた試合は一進一退で引分け。勝負がつかずともどちらかを王者に選ぶのが当時のルール。ポイントが集計される。ジャッジ2者は引分け。残る一人は48−46で沼田選手の勝ち。よってポイント数で上回る新王者沼田選手が誕生した。



キャリア8年6度目の挑戦も実らなかった綿貫選手。僅かキャリア2年、14戦目でベルトを巻いた沼田選手は”幸運児”と評される。翌年2連敗中ながら世界タイトル挑戦出来たのも幸運か。だが、沼田選手の真面目で練習熱心さは、同僚大熊正二選手もうなるほどであった。努力あっての幸運。

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最近はすべてのラウンドを割り振り38−38のスコアも珍しくない4回戦。それだけに1ポイント勝ちは大きな意味がある。選手の健康管理上から延長戦は廃止されたが、ポイント数制度は一考の余地がある。

「その方が会場のファンだってわかりやすいでしょ」

一人が勝ちにしているそのポイントが尊重された方が、選手も納得できるのではないかと思う。1点差ならまだしも、2点も勝っていながら、優勢点で敗者扱いではやるせない。

ジャッジ2者以上の支持を得たものが勝者であるならば、1者から支持されたものこそ勝者扱いで良いのではないか。運命を決める攻勢点よりも、運命が決まった1ポイントの方が良い。

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このページは、BOXINGNAVIが2008年5月22日 13:20に書いたブログ記事です。

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