WBC世界Lフライ級7位国重 隆 (大阪帝拳)選手は、6月17日メキシコで世界Lフライ級王者エドガル・ソーサに挑む。今年2月、日本王者嘉陽宗嗣(白井・具志堅)選手への挑戦は、5回負傷引き分けに終わっているが、試合の流れは国重選手に傾いていた。
この日のプログラムは中身が濃い。他にLフライ級1位オマール・ニーニョvs2位ファニト・ルビリアル(比)の次期挑戦者決定戦。ライト級1位ホセ・アルマンド・サンタクルスvs2位アントニオ・ピタルア(コロンビア)戦も行われる。
どれもたくましいマッチメークで、いい興行だ。興行側から見れば、王者の次の防衛戦に向けてのチューンナップの色合いが濃い国重選手の世界挑戦だが、普段の力を出し切る試合を期待したい。
WBA世界フェザー級王者クリス・ジョン(インドネシア)の次期防衛戦もメキシコで予定されている。7月5日、挑戦者は14位ミッチェル・ロサダ。昨年1月、エドウィン・バレロへのSフェザー級王座挑戦では、1ラウンドTKO負け。
バレロ戦以後6連続KO中、メキシコSフェザー級王座に就いてはいるが、強豪との対戦はない。条件が良く、負ける心配がないと判断して王者はメキシコ行きを決めたのだろう。
この日はWBO世界ミニマム級王者ドニー・ニエテス(比)が、4位エリック・ラミレスの挑戦を受けるダブルタイトル戦となっているが、ラミレス4位は興行が優先されてのランキング。
この二人のチャレンジャーは、昨日、仲良くはるかな格下相手に世界タイトル前哨戦を飾っているはずである。数字は立派だが、肝心な試合は勝っていない挑戦者。地元のファンは、どこまで真剣に世界タイトル奪取を期待しているのだろうか。
戎岡淳一(明石)選手が、6月27日タイでWBC世界ミニマム級王者オーレードン・シスサマーチャイに挑む。戎岡選手の最新ランキングは20位。昨年8月、元WBCミニマム級王者ホセ・アントニオ・アギーレに勝った星が光るが、107ポンドでは、もう5年も戦っていない。
王者側のスケジュールに合わせられる挑戦者がなく、無名の挑戦者に出番が回ってきたのだろう。なめる気持ちと、初防衛のプレッシャーにつけ込みたい挑戦者。強豪との対戦経験も多く、戎岡選手のキャリアは買うが、問題はウェートコントロール。やるしかないの心境でしょう。
昭和50年(1975年)10月、連敗中の世界バンタム級10位沼田久美(新日本木村・相原)選手は、WBC王者ロドルフォ・マルチネス(メキシコ)に挑戦した。連敗中の挑戦者でもゴールデンタイムにTV放送された時代。

72年ロスでマルチネスと対戦したビーバー梶本(松田)選手は、痛烈なダウンを奪いながら逆転負けの経験を持つが、「沼田選手が勝つ可能性なきにしもあらず」とのコメント。
故郷の宮城県スポーツセンターは1万2千人もの観衆で埋まった。興行は大成功である。果たして、何回持つかと言われた挑戦者は最終ラウンドのゴングを聞いた。終わってみれば、6ポイント(米)、3ポイント(日)、1ポイント(メキシコ)差。結果的には僅かの差であった。
さすがに、「世界タイトルマッチとは何か」を考えさせられた試合であったとあるが、チャンピオンも舐めていたのだろう。あるいは相性か。

マルチネスは半年後、あのカルロス・サラテに王座を追われた。
今後は海外で世界タイトル挑戦の機会も増えるであろう日本人選手。そのチャンス拡大には、選手の健闘が望まれる。国重選手、戎岡選手には思いっきり力を発揮してもらいたいものです。
この日のプログラムは中身が濃い。他にLフライ級1位オマール・ニーニョvs2位ファニト・ルビリアル(比)の次期挑戦者決定戦。ライト級1位ホセ・アルマンド・サンタクルスvs2位アントニオ・ピタルア(コロンビア)戦も行われる。
どれもたくましいマッチメークで、いい興行だ。興行側から見れば、王者の次の防衛戦に向けてのチューンナップの色合いが濃い国重選手の世界挑戦だが、普段の力を出し切る試合を期待したい。
WBA世界フェザー級王者クリス・ジョン(インドネシア)の次期防衛戦もメキシコで予定されている。7月5日、挑戦者は14位ミッチェル・ロサダ。昨年1月、エドウィン・バレロへのSフェザー級王座挑戦では、1ラウンドTKO負け。
バレロ戦以後6連続KO中、メキシコSフェザー級王座に就いてはいるが、強豪との対戦はない。条件が良く、負ける心配がないと判断して王者はメキシコ行きを決めたのだろう。
この日はWBO世界ミニマム級王者ドニー・ニエテス(比)が、4位エリック・ラミレスの挑戦を受けるダブルタイトル戦となっているが、ラミレス4位は興行が優先されてのランキング。
この二人のチャレンジャーは、昨日、仲良くはるかな格下相手に世界タイトル前哨戦を飾っているはずである。数字は立派だが、肝心な試合は勝っていない挑戦者。地元のファンは、どこまで真剣に世界タイトル奪取を期待しているのだろうか。
戎岡淳一(明石)選手が、6月27日タイでWBC世界ミニマム級王者オーレードン・シスサマーチャイに挑む。戎岡選手の最新ランキングは20位。昨年8月、元WBCミニマム級王者ホセ・アントニオ・アギーレに勝った星が光るが、107ポンドでは、もう5年も戦っていない。
王者側のスケジュールに合わせられる挑戦者がなく、無名の挑戦者に出番が回ってきたのだろう。なめる気持ちと、初防衛のプレッシャーにつけ込みたい挑戦者。強豪との対戦経験も多く、戎岡選手のキャリアは買うが、問題はウェートコントロール。やるしかないの心境でしょう。
昭和50年(1975年)10月、連敗中の世界バンタム級10位沼田久美(新日本木村・相原)選手は、WBC王者ロドルフォ・マルチネス(メキシコ)に挑戦した。連敗中の挑戦者でもゴールデンタイムにTV放送された時代。

72年ロスでマルチネスと対戦したビーバー梶本(松田)選手は、痛烈なダウンを奪いながら逆転負けの経験を持つが、「沼田選手が勝つ可能性なきにしもあらず」とのコメント。
故郷の宮城県スポーツセンターは1万2千人もの観衆で埋まった。興行は大成功である。果たして、何回持つかと言われた挑戦者は最終ラウンドのゴングを聞いた。終わってみれば、6ポイント(米)、3ポイント(日)、1ポイント(メキシコ)差。結果的には僅かの差であった。
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