2008年10月アーカイブ

坂田健史・世界チャンピオンの日々

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ボクシング史上初の大晦日世界戦へ向け、トレーニングに明け暮れる坂田健史(協栄)選手。29日は広島で世界戦のアピール活動。広島から帰った昨日は9ラウンドのスパーリング。練習だけはキッチリとやらせるのが大竹流。

「ホントは12回やらせようと思ったんだけどなァ」(~~)

絶好調スパーを見せたチャンピオン。パートナーは大変だが、大竹マネジャーはすこぶる満足。

「アイツ、広島でパワーもらって来たな」(~~)

28日は、ハワイのお父さんMIZUNOさんご夫妻と、MIURAさんがジムで練習を見学。ハワイでお世話になった人々が集まり食事会。「まだ子供作らんの?」MIZUNOさんの突っ込みには、笑うばかりの坂田選手。



坂田選手の凄さは、毎日の練習で全力を出し切る事が出来る事にあるだろう。もう10年、ずっと続けて来ている。少しもブレはない。

ロレンソ・パーラ(ベネズエラ)。うまくて強かった。アゴを割られた第1戦。恐怖感を後に残さなかった。惜しかったリマッチ。打倒パーラに費やした3年間は大きな実となっている。

パリでのロベルト・バスケス(パナマ)戦。海外での試合という事もあり、期待する向きは少なかったが、大いに日本人の意地を見せた。初防衛戦のリマッチは、試合後の結婚式を控え、「負けてたらシャレにならなかったですよ。アッ〜、良かった」と大きなプレッシャーの中、ベスト・ファイトを見せた。

亀田大毅選手の反則問題のあおりを受けたデンカオセーン第1戦。いきなりダウンを喰らったが、パリでのバスケス戦の経験を活かす事が出来た。山口真吾(渡嘉敷)戦。3回のダウン後、「この回はもうパンチもらわない事を考えた」坂田選手は、4回以降オートマッチク運転で本領を発揮した。

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久高寛之(仲里ATSUMI)戦では、スロースタート返上への強い意欲を見せ、右クロス対策は練習中も毎日、毎ラウンド欠かす事がなかった。山口戦以後、改めて基本練習の繰り返しで土台の強化を計ったが、清水智信(金子)選手、名城信男(六島)選手とのスパーでそれは証明されたように思う。

プライベートでは余程の事がない限り坂田選手とは接触しない大竹マネジャー。練習さえキッチリするなら、「後は何やってもいいよ」(~~)しかし、「ゼロから応援してくれた人達を大事にしなさい」は、口をうるさくして指導している。


ゼロから応援してくれた人達を前に挨拶の坂田選手。

そしてもう一つは、「先輩を大事にしなさい」という事。

初夏。協栄ジムまで激励に来てくれた元ウェルター級ランカー 宝 拳児先輩。「美味しいとんかつ食わせるから、落ち着いたら遊びにおいでよ」(~~)防衛成功のお礼に行って来ました。

「この間、西城(正三)さんも来てくれて、うれしかったなァ」(~~)先輩、後輩の繋がりが強いのも協栄ジムの伝統です。



試合後の休みは大体2週間。久高戦後も予想通リジムに現れたチャンピオン。暑い盛り、世間はお盆休みだ。「もっとゆっくりしろよ」(~~)さすがの大竹マネジャーもそう言った。「ホントにいいんですか?」急遽、奥さんのご両親と共にハワイ旅行を決めた。ゆっくりしてきたかと思いきや、カカアコジムへイトウ先生を訪ねたのだと言う。

毎日走りつつもハワイを楽しんだ坂田選手は、ドイツで行われるWBA世界ヘビー級戦観戦にあわせて帰国。しかし、残念ながらこれはキャンセル。

「坂田、ホントに残念がってたよ。行かせてあげたかったなァ」

亀田かデンカオセーンかと憶測がとぶ中。、練習に明け暮れる事になったチャンピオン。ただ体を動かすだけの練習はしていない。愚直なまでに同じ事の繰り返しで、新しい引き出しと(練習の)貯金が増えました。


毎ラウンド全力投球のミット打ち。ラスト30秒は打ちっぱなしだ。

体も大きくなって来た。しかし、デビュー以来筋トレは一切なし。オロナミンCは毎日続けていますが。(~~)世界チャンピオンライフを満喫しながらも、生活の中心はトレーニング。毎日全力投球の練習。若手選手にはぜひ見習ってほしい。白石君。(~~)

本日深夜、TV朝日1:20の”ギョーテク”に坂田選手が出演しています。ぜひ、眠い目をこすりながら観て下さい。

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最近、ひょんな事から西島洋介山選手の消息を聞いた。ロスでトラックの運転手をしているらしい。アッ、そうか、頑張ってるんだ。良かった。

かつて、TV朝日ニュース・ステーションで、本格的日本人ボクサーとして大きく取り上げられ、フジTV”笑っていいとも”のテレフォンショッキングにも出演した西島選手は、その実力もさることながら、大変な人気を博していた。

テレフォンショッキング。芸能界りした元世界王者渡嘉敷勝男氏が出演する事になった時、「チャンス。これに全てを賭ける」と語っていたのを思い出す。今も続くお昼の人気コーナーですね。

1997年初夏。私は西島選手のスカウト活動を引き受けた。依頼先は、再度の旗揚げを表明した日本IBF。そして、K−1。格闘士になれというのではなく、K−1興行の中でボクシング・マッチに出てくれれば良いという事だった。

条件はどちらも同じ。契約金3千万円。ファイトマネー最低保証1千万円。ロスでの住居、練習場、トレーナーの提供。日本で試合をしたくなければ、ハワイあたりでも良い。マネジャーも、西島選手が決められれる。「お父さんでもいいですよ」(~~)

JBCランセンスを返上し、西島家の情報を集める。西島選手の父君に、面会を申し込む。OKなのだが、いざ具体的段取りとなると、また次の機会にで終わる。これではらちが明かない。ようやくつき止めた父君の勤務先前の公衆電話から、意を決して電話する。

「今、会社の前にいるんですけど、お会いしたいのですが。お昼休みにお時間頂けないでしょうか」

強引に出るしかなかった。ようやく面会がかなう。伝えたい事だけを手短に話す。

「単刀直入に申し上げます。私は、洋介君のスカウトに来ました。条件は、契約金3千万円、・・・。考慮の余地があれば、今後、私が交渉役を務めさせて頂きます」

初対面。どうやら、追い返されずにすんだ。心の内に飛び込めた感じだ。西島氏の勤務先は立川駅近くにあった。当時、私は昭島の現場まで毎日通っていた。そんな身の上も話し、「現場帰りの格好ですが、今度ゆっくりお話しませんか」と持ちかけた。

立川ー武蔵浦和間。武蔵野線を利用していた互いの偶然があった。幸い、ボクシングに関する歴史、情報等が頭の中にインプットされていたので話はドンドン進む。いつしか、お茶がビールに変わり、交渉を重ねる事になっていった。

私は現場仕事を辞した。自分も裸になってこの交渉に当たって砕けようと考えた。生活のメドはない。成功したらどうなるのも、具体的にはなかった。まとまれば、何とかなるだろう。当時、ロスに渡っていた西島選手には、FAXで交渉経過を伝えて頂けていた。

「私が出来るアドバイスはいくらでもしますが、最終的には本人の考えに任せます」

少年野球監督だった父君。西島選手は少年時代を広島で過ごした。野球少年で、ポジションはキャッチャー。当然ながらカーープファンだったと聞いた。オサム会長にスカウトされたのは高校生の時、何でも駅のホームで声を掛けられたという。

父君を交え、西島選手夫妻とも話を重ねた。しかし、西島選手の考えは真実一途。私も利で吊り上げるような事は話さない。その心だけは伝わっていたように思う。

JBCコミッショナーの名前、FAX番号は私が教えた。お世話になったオサムジムが所属するJBCに退職届けを提出し、JBC傘下のジムへ移籍しない事を表明すると共に、自らの退路を立った。残されるは、アメリカのみ。一個人として米国リングで将来を切り開こうとした西島選手。立派だと思う。

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ロスには多くの日本人ボクサーの世話をして来た興南高校OB冬村氏がいる。西島選手も、何かと目をかけてもらったようだ。ロスへ行く度に冬村氏宅へ下宿していた名護明彦(全日本P)選手。偶然出合った異色の二人がロスで将棋勝負。思わず笑ってしまいました。(~~)

後年、白井・具志堅ジムとの折り合いがつかず困っていた名護選手のトレードも、私が沖縄の父君に電話をかけた事から始まりました。西島選手の時の経験が大いに役に立ったのは、言うまでもありません。今、名護選手もロスに渡ったと聞いていますが、また将棋指しているんでしょうかねェ。(~~)。

「バカだなァ。もったいないなァ」

「いや、偉いよ。なかなか出来ないよ」

世間の意見は様々である。これは仕方ない。どれも間違いではないだろう。


交渉は失敗に終わった。私も現場仕事へ戻った。結果が全てである。JBC復帰は難しいだろうと考えていた。日本IBF参加者は永久追放みたいな事、聞いていましたから。しかし、この点も変わりました。2000年にJBC復帰(~~)

その後に、名護選手の移籍問題が私に廻ってきたのも何かの因縁だろう。しかし、大変良い経験をさせてもらったと感謝しています。西島選手、名護選手の活躍を祈ります。

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元IBFアジアライト級王者飯泉健二選手。1984年4月デビュー。86年無敗の黒人マーク堀越(八戸帝拳)選手との新鋭対決を制し注目を浴びる。同年の第1回A級トーナメント・フェザー級優勝。87年1月12日、杉谷 満 (協栄)選手との日本フェザー級王座決定戦へと駒を進める。

1位飯泉選手(19歳)12勝(10KO)1敗。2位杉谷選手(22歳)20勝(14KO)2敗。86年8月、暑さに負けた日本王者杉谷選手は、計量後の”クリームソーダ”で自滅。その王座を来馬英二郎(神戸)選手へ明け渡していたが、来馬選手の王座返上で再びチャンスがやって来た。

パンチ、スピードは五分。キャリアに勝る杉谷選手のKO勝ちと、当時のボクシングマガジン誌の予想担当沼田義明氏はコメントしている。

「この試合に引退を賭けていました」


杉谷vs飯泉。

初回からいきなり激しい打撃戦。五分のスタートも、2回は飯泉選手が取った。続く3回も飯泉選手の左ストレートからスタート、パワー満点のサウスポーのファイターが勝負を焦った瞬間、杉谷選手の左フックがテンプルに炸裂。これは効いた。記憶が吹っ飛んだ程である。

島川レフェリーがスタンディング・カウントを取る。再開後、一気にラッシュの杉谷選手。止めは右ストレート。「今でもしびれて痛い」(試合後の控え室で)


ショッキングなKOシーン。

前のめりに倒れ飯泉選手は、ピクリともしない。新鋭はタンカでリングを去る。まさにキャリアの差が出た一戦となってしまった。しかし、めげない飯泉選手は前年に引き続きA級トーナメントに参戦。連続優勝を果たす。優勝者に与えられる特権、日本王座挑戦によって再び杉谷選手と合間見える立場に立った飯泉選手であるが、再戦でも判定負け。王座には届かなかった。

心機一転、米カリフォルニア州のリングで再起戦を飾った飯泉選手は再びKO街道を突っ走る。1989年3月13日後楽園ホール。韓国フェザー級4位 文 成煥を6回KOした飯泉選手だが、インタビューを受ける最中、左目をしきりに気にする。網膜剥離。

2度の手術。その後、白内障の手術も受けた。網膜剥離を患った選手は即引退が日本のルール。だが、飯泉選手はロードワーク、ジムワークを欠かさない。飯泉選手の引退半年後、辰吉丈一郎選手がデビューする。先頃、5年の歳月を経てカムバックを果たした元世界王者。しかし、飯泉選手が再びリングに上がる為に擁した時間は9年間に及ぶ。

さらにもう一度の手術も経験。それでもリングの夢をあきらめられない飯泉選手は、ひたすらリング復帰の機会を待ち続けた。そんな時、彗星のように現れ世界タイトルを奪取した辰吉選手。しかし、その後網膜裂孔から網膜剥離を患う不運に見舞われる。

”特例”。JBCは辰吉選手の国内試合を許可した。戦い続けた辰吉選手は紆余曲折を経て、世界バンタム級王座に返り咲く快挙を演じた。素晴らしい。しかし、飯泉選手に特例はない。辰吉選手の国内再起は、網膜剥離ボクサーにとって快挙と受け止め、さらにトレーニングを続けた飯泉選手。

1997年春も終わる頃、日本IBFからIBFアジアチャンピオン決定戦開催の通知が、JBC加盟の各ジムに送付された。中には選手向けの文章もあったように記憶する。アジア王座獲得者には、IBF世界タイトルへの挑戦権が与えられるとなっていた。

選手とマネジャーのサイン。日本IBFが認定する病院のメディカルチェックに合格したものは何人も試合に出場出来る。出場選手多数の場合は予選を行う。JBCには出場選手、マネジャーを処分する権限はないので安心されたい。そのような内容であったと思う。

飯泉選手は、これを聞き付け参加を決めた。練習は続けていた。しかし、日本IBF参加の意思表示と共に、古巣である草加有沢ジムでの練習は禁止された。これは仕方ない。その後は倉庫にバックを吊るし、再起に備えた飯泉選手。

当時の私は西島洋介選手のスカウト活動中、日本IBF池田会長とお話しする機会も多い。飯泉選手が出場するが、練習場で困っているとの話を聞いた。先代金平正紀会長に相談する。「いいですよ。うちはパブリックですから、使用料さえ払ってくれたら誰でも練習出来ますよ」(~~)

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飯泉選手が協栄ジムにやって来た。その動きはダイナミックで力強い。9年振りのリング、間もなく31歳という年齢を感じさせないパワーがあった。練習、続けていたんだなァ。現日本ウェルター級5位加藤壮次郎(協栄)選手は、まだデビュー前の新人。

「スパーやってみるか?」

「そんなに強かった人ならぜひやってみたいです」

スパーは飯泉選手がパワーで圧倒。今でもたまに話をします。「飯泉、凄かったよなァ」(~~)、「あんなにパンチ強い人とは、あれからやった事ありませんよ」「寒くなっちゃうよなァ」(~~)

大阪府立体育館第2競技場には、全国からたくさんの飯泉ファンが来場。池田会長も満足そう。しかし、IBFアジアライト級王座決定戦は、あっけなく2回で終わる。スラヤ・ケラン(インドネシア)のひどい出血で、飯泉選手がストップ勝ち。全身血にまみれた新王者は、ちょっぴり照れながら豪華なベルトを腰に巻いた。


飯泉vsケラン。

ホテル南海のロービー一杯に広がり記念撮影に講じる飯泉軍団。かつての恩師須田先生の顔も見える。9年振りのリングは僅か230秒で終わったが、それは嬉しそうでした。



初めて手に入れたベルト。日本IBFは現金で相応以上のファイトマネーを支払ってくれる。そして、世界王座への挑戦権。世界王座へ挑戦出来るのである。

しかし、彼はこの試合を最後にリング生活にけじめをつけた。この試合の実現に協力してくれた全ての関係者への感謝の言葉を残して・・・。



出井マネジャーと9年振りの勝利を喜ぶ飯泉選手。ロスで知り合った出井マネジャーはボクシング素人ながら、よく飯泉選手をサポートしていた。

「世界戦、出来るよ」(~~)

「いえ、この試合だけが目標でした」

素晴らしい決断である。爽やかな笑顔を残してリングに別れを告げた飯泉選手。9年間の努力。ちょっとやそっとでは出来るものではありません。凄い選手でした。

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亀田興毅vsJBCvs辰吉丈一郎

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WBA世界フライ級2位亀田興弘毅(亀田)選手の米国リング登場は消滅。11月1日米カリフォルニア州で行われるとされていた、WBA同級6位へアン・ピエロ・ペレス(ベネズエラ)との挑戦者決定戦は中止。

その理由は、ペレスのビサが降りなかったとか、亀田選手側が同州で試合をする為の書類を揃えていなかったとか、JBCがこの試合に出場する許可を与えなかった為とか、色々取り沙汰されているようです。

興毅ショック…次戦中止(デイリースポーツ)

”ショック”。今後の予定は白紙。準備期間はあったと思いますが、日本で仕切り直しとかあるんでしょうか。亀田vsペレス。

JBC。世界的にも評価されている日本ボクシング・コミッション。思い切った措置を取るようです。26日、タイリングで再起を果たした辰吉丈一郎選手をプロモートした、チュワタナジム・アモン会長の管轄選手の日本招聘を禁止する考え。

JBCが辰吉戦のタイ人プロモーター処分(日刊スポーツ)

今後もタイでリング活動をして行くと張り切っていた辰吉選手である。

もう10年もたったのでしょうか。かつて、西島洋介山選手はJBCに”退職届け”をFAXで送付しJBCと訣別した。オサムジムとの円満トレードを実現させる為、関東、関西の有力ジムも動いた。私はJBCライセンスを返上し、再興を目指す日本IBFと、K−1からのスカウト役に。条件はOK取れたらの成功報酬。(~~)

JBCルールブックも渡し、ルールに基づいたJBC管轄ジムでの再出発も提案。しかし、西島選手の出した答えは、感情的にこじれていたオサムジムが所属するJBCからの脱退。彼なりのスジの通しかただった。ロスへ渡る。

JBCから試合不許可の要請文書が届いたにもかかわらず、カリフォルニア州コミッションは、西島選手にライセンスを発給した。問題になったのはマネージメント権である。選手とマネジャー間の直接契約が米国式。

日本人として初めてカリフォルニア州ロスで世界王座を獲得した、元世界フェザー級王者西城正三(協栄)選手のマネージメント権も、米国で裁判沙汰になっている。金平正紀会長vsドン・チャージン。



無名の”ブレイザー”西城の戦い振りにほれ込み、世界への扉を開いてくれたのはチャージン・プロモーター。佐藤vsホーリン戦の会場で再会した西城会長とチャージン氏は、懐かしく昔語り。西城会長、その時の写真は大事そうにジムに飾ってあります。

「お前、何で帰っちまったんだ。一緒にアメリカで稼ぐ約束だったろう」(~~)

「お世話になりました」(~~)

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さて、その後ケガに泣き、ボクシング活動を断念した西島選手は総合格闘技のリングで日本戻って来ましたね。残念ながら結果残せずで、現在はロスで仕事しているようです。

亀田選手の暫定王座決定戦出場が画策されていたのは確かのようである。これを伝え聞いたJBCは、断固反対を唱えたと聞く。前Sフライ級暫定王者コンセプシオンに敗れているとはいえ、2度のダウンを奪いKOチャンスもあったペレス。亀田選手との戦いは興味深い。

辰吉選手、どのような決断をするのでしょう。想い出すのは、辰吉選手のデビューと入れ替わるように、網膜剥離でリングを去っていった飯泉健二選手の事。一度だけと決めていたカムバックはIBF日本のリング。 − 続 く −

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11月1日、WBA世界フライ級2位亀田興毅(亀田)選手は、6位へアン・ピエロ・ペレス(ベネズエラ)と12回戦を戦う。試合は、11月1日クリスチャン・ミハレス(メキシコ)vsビック・ダルチニャン(豪)のSフライ級王座統一戦と同じプログラムで行われる模様。(BOX REC調べ)

暫定王座決定戦として開催されるという情報もあったが、この試合は挑戦者決定戦という事になっている。

一方で、一時は消滅と伝えられたWBC王者内藤大助(宮田)選手への挑戦も、「まだわからないらしいよ」という状況であったが、やはりまとまらなかったのか。内藤選手も12月防衛戦であるならば、そろそろ発表の時期ではあります。

【ジョンvs榎・リングサイド・アイ・保存版】

WBC次期挑戦者決定戦に勝利しているフリオ・セサール・ミランダ(メキシコ)はWBA3位。24日、メキシコ・レオンでエデュアルド・ガルシア(メキシコ)に7回TKO勝ちしたばかり。4位山口真吾(渡嘉敷)選手は、11月24日前日本王者吉田拳時(笹崎)選手とグローブを交える。

5位ベルナール・イノ(仏)35歳は、5月アンドレア・サリツ(伊)を8回TKO。欧州王座を手に入れたが、その後試合予定はない。

そして、6位がペレス。13勝(9KO)3敗の27歳。ここ5戦で3勝2敗であるが、この2敗はホルへ・アルセに敗れた前WBA世界Sフライ級暫定王者ラファエル・コンセプシオン(パナマ)が相手。07年3月WBAフライ級地域タイトルを賭けての第1戦は1−2小差の判定負け。但し、コンセプシオンはオーバーウェート。


今年3月、Sフライ級での第2戦は3回TKOで敗れているものの、2回には2度のダウンを奪っている。3回右ストレートを喰っての逆転KO負だった。しかし、8月19日フライ級7位ジョン・モリナ(コロンビア)を10回判定に降し、世界ランクに返り咲いた。

12月31日、1位デンカオセーンとの指名試合を控えるチャンピオン坂田健史(協栄)選手であるが、早々に次期指名挑戦者が決まる事になる。亀田選手には、ぜひ勝ってほしい。坂田vs亀田戦が、ようやく見えてくる。

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思えば昨年7月、暫定王者バスケスを降し統一王者となった坂田選手はハワイで結婚式を挙げた。式を待つ控え室、「今、日本では坂田と亀田の同門対決が話題に上がっているようですよ」の声に、ご親戚一同と見受けられる方達は色めき立った。

「ホントですか!」

坂田選手は知りませんが、気合十分の雰囲気の中、結婚式は始まりました。(~~)


永遠のチャンピオン大場政夫選手。

「日本人フライ級選手の防衛記録を持つ、大場政夫選手を目標に頑張ってもらいたい」

坂田選手の父・直文氏の挨拶も気合がこめられていました。(~~)

大晦日、大場選手に並ぶ5度目の防衛戦を迎える坂田選手。地元広島開催、一度引き分けているデンカオセーンが相手と会って、充実したトレーニングを行っています。まだまだ、確実に伸びています。昨年の今頃よりも、全てが良くなっているといえますね。

毎日の練習は息つく暇も無く、キッチリ12回。6ラウンドのスパー、ミット打ち6回。又は、ミット打ち12回が練習の全てである。止まっている時間はない。その中で新しいパンチを教え、当て方、当てる場面を指示する大竹マネジャー。

「具志堅さんは、言われたらすぐその通りやったからなァ。坂田も、同じような所あるよ」(~~)


いつも鋭い眼で練習していた具志堅用高選手。

スパーで大いに勉強させられているチャンピオン。

「坂田って不思議だよなァ。最後になると必ず元気になるだろ」(~~)

疲れが見える時でも、11回目は、確実に元気になる。そして、最後はもちろんの事である。時にはミット打ち後、スパーという事もあるが、それでも最後は元気になる。余裕持って終わるのが、かっこいいとか強いとか言う感覚は持ち合わせていない。その日、その時、全部出しますね坂田選手は。

11月18日ハワイキャンプ出発が決まっている王者。キャンプ前までにこなしておきたい練習メニューは順調に消化して来た。

「今、貯金作っておかないとね。何あるかわからないから」

V5成功後の目標もハッキリしそうな坂田選手。相手が強い方が持ち味出ます。亀田vsペレス戦、楽しみにしたいと思います。

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国家独唱、世界戦初勝利を目指す山田純男氏(ニューヨーク在住)から貴重な写真を頂きました。24日のWBA世界フェザー級タイトルマッチ。クリス・ジョン(インドネシア)vs 榎 洋之(角海老宝石)戦を振りかえる。山田さん、ありがとうございました。



2試合目に登場した元全日本新人王加治木了太(加治木)選手は、オーバーウェートでグローブハンデ。何とか勝利にクリンチしたものの、リング上はご覧の通り。皆揃ってうかない顔。鋭い写真です。



大きな期待を背に、颯爽とリングに登場した挑戦者。



国家を歌うインドネシア軍団。



10年の想いが頭を駆け巡るか。何ともいえない表情で国家を聞く師弟コンビ。一気に緊張感が高まる。



【ジョンvs榎・後楽園ホールの裏側】



好調な立ち上がりの挑戦者。2回には王者をぐらつかせポイントを奪った。しかし、王者も黙っていない。挑戦者の動きを読んだ3回からはアッパーを使って来た。



王者も必死の形相。



左目が腫れて来た挑戦者。鋭く開かれた右目で木内トレーナーの指示を聞く。



右アッパーを巧打するチャンピオン。挑戦者の左目はふさがった。ドクター・チェックが入る。



木内トレーナーが必死に激を飛ばす。



試合もいよいよ終盤、前に出続けた挑戦者。最後まであきらめなかった。



挑戦者も執念の反撃を見せた。

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いよいよラストラウンド。



最終回。角海老宝石グループの総帥・鈴木正雄氏も必死のアドバイス。



最後まで前に出た挑戦者。王者に「強かった」と言わしめた。



試合終了。



フルラウンド戦い抜いた榎選手。青コーナーには笑顔も見える。



チャンピオン10度目の防衛なる。さすがだ。

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ジョンvs榎・後楽園ホールの裏側

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後楽園ホール入り口では立派な試合パンフレットが配られた。これはよい事だ。チケットはリングサイド3万円から5千円の立見まで。主催は角海老プロモーション。



WBA世界フェザー級タイトルマッチの前座には、加治木了太(協栄)選手が出場する。大晦日、指名挑戦者デンカオセーンとのV5戦を控えるWBA世界フライ級チャンピオン坂田健史(協栄)選手の練習を3時半スタートで終わらせ、ホールに向う。

日本ミニマム級王者黒木健孝(ヤマグチ土浦)選手とのスパーはこの日でラスト。連日、力のこもった良いスパーを展開した両選手。黒木選手のお陰でいい貯金が出来たチャンピオン。大晦日の試合に勝利する事、その為に毎日の練習メニューは組まれている。風邪や、少々のケガ等のアクシデントも考慮して。”1日休んだら、取り戻すのに3日掛かる”といわれるボクシング。

「勝ったらまた来いよ」(~~)

「ハイ!必ずまた来ます」

黒木選手も世界への挑戦権を賭けた大一番が待っている。

「今日は勝ってほしいですねェ」

「いや〜、うちはもうやれるだけで・・・」(~~)

角海老宝石ボクシングジムの総帥・鈴木正雄氏も、やはり緊張の色は隠せない。世界王座を賭けた無敗対決。榎選手は10年の歳月を掛けてここまでやって来た。

「オ〜ちゃんも、色々と大変だねェ〜」(~~)


ハワイでの柴田vsビラフロア戦。柴田選手の左が鈴木氏。

「ボクシングの事は金さん」先代金平正紀会長とは盟友の鈴木オーナー。古くはコミッション役員を務めておられた。海外の世界戦は欠かさず応援に駆けつけるリングサイドの顔であった。鈴木氏の前では、大竹マネジャーもオ〜ちゃん。「いくつになったのよ〜」「古くなったねェ」(~~)

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世界戦の控え室は重い空気が立ち込める。二室を繋げた青コーナー控え室にも、世界戦独特の雰囲気が。加治木選手は2試合目。前日計量でウェートオーバー、この日はグローブハンデを背負っての試合。なんとも複雑である。

8回戦。際どい判定で勝利した加治木選手。試合後、赤コーナーに歩み深々と頭を下げた。勝ちはしたが、「最低です」涙が頬を伝う。

「加治木、萩原(先生)がどんな気持ちでこの二日間過ごしたか、よく考えろよ。お前より、つらかったんだぞ」

榎選手がバンテージを巻き始めている。木内先生も大変緊張気味。榎選手の表情も固い。



「木内先生、勝ってエディ賞もらってほしいなァ。榎君のミット10年持って来たんだろ」

激しくぶつかり合った事もあるという師弟コンビだが、決戦を前に何人も入り込めぬ二人の空間。今更誰も掛ける言葉等出て来ない。師弟の絆は強い。


国家を聞く。木内先生も感無量だ。(Sumio Yamada)

控え室前の長椅子には、クリス・ジョン取り巻き軍団が多数。陽気だ。小さな子供までいる。

手を洗う為に4Fトイレへ。チャンピオンが一人、用を足していた。目と目が合う。覚えているか、初防衛戦佐藤の時、バンテージチェックに行ったのは私だよ。英単語を並べたてた。ニコッと笑ったジョンは、手を差し出して来た。


クリス・ジョン。(Sumio Yamada)

あわてて手を拭く私。握手。相変わらずいいヤツだクリス・ジョン。その手はか細く、しなやか。が、待てよ。アイツ手を洗っていないぞ。手を洗い出したのは握手してから後の事。マッ、いいか。(~~)

榎選手が10年間追い続けた夢はかなわなかった。初の敗戦。今はゆっくり休むとしながらも、再起のニュアンスを漂わせている。夢へのチャレンジは再びスタートする事だろう。師弟にまたのチャンスがやってくる事を願います。

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08・Sep/WBAランキング。月間最優秀選手は、クルーザー級の新王者ギジェルモ・ジョーンズ(パナマ)。フライ級1位の座にありながら、チャンピオン坂田健史(協栄)選手への指名挑戦を辞退した亀田興毅(亀田)選手は2位へ下降。1位には指名挑戦者デンカオセーン・カオヴィチット(タイ)が座った。

【08・Sep/WBAランキング】(pdf)

「亀田とデンカオ、入れ替わりましたね」

「そう、そりゃ良かった。指名挑戦者だからな」(~~)

「もっと落ちてもいいんですけどねェ」(~~)

「そんなに落ちなくていいよ〜」(~~)

坂田選手が防衛に成功したならば、次の指名挑戦者は挑戦者決定戦になるのか、再び亀田選手が1位に復活するのか?1位空席も目立つWBAランキングである。

さて、フライ級。3位にWBCの挑戦者決定戦に勝利しているフリオ・セサール・ミランダ(メキシコ)。4位に山口真吾(渡嘉敷)選手が浮上。時間をおかずの再起戦が良かった。ナイス・アドバイスでした。(~~)11月24日の吉田拳時(笹崎)選手との試合は大事な試合になりますね。

前回3位ラタナポン・ソーウォラピン(タイ)は、比国の伏兵リチャード・ガルシアにPABA王座を追われ、一気に圏外へ。勝ったガルシアの名前も見当たらない。5位ベルナール・イノ(仏)、6位に亀田選手が暫定王座決定戦に出場した場合の対戦者として名前があがっていたへアン・ピエロ・ペレス(ベネズエラ)。7位サンチャゴ・アコスタ(亜)。8位ルイス・コンセプシオン(パナマ)。

世界挑戦失敗後、9位に残っていた久高寛之(仲里・ATSUMI)選手がランク落ち。変わって升田貴久(三迫)選手が9位にランクイン。升田選手は12月、三迫会長の故郷愛媛県松山市での興行に出場する模様。

5月3位ミランダとのWBC挑戦者決定戦で5回TKOで完敗、初黒星を喫して以来試合のないオマール・サラド(メキシコ)が10位に入った。これは不可解。この意図は先々見えてくるでしょう。11位以下は変動なし。

ミニマム級。1位は空位。2位高山勝成(真正)選手、3位カルロス・カンポス(ベネズエラ)、前王者新井田 豊 (横浜光)選手が4位浮上。日本王者黒木健孝(ヤマグチ土浦)選手は5位。10位金光佑治(六島)選手、13位にOPBF王者和賀寿和(畑中)選手。Lフライ級14位に嘉陽宗嗣(白井・具志堅)選手。

Sフライ級。1位は空位。上位陣は変わりなし。バンタム級1位前王者ウラジミール・シドレンコ(ウクライナ)はオフィシャル・チャレンジャー。3位サーシャ・バクティン(協栄)選手は、12月31日フライ級タイトルマッチの前座で4位タブティンダーン・ナラチャワット(タイ)と対戦計画がある。

「スーパーバイザーに認めてもらえる試合したらチャンス来るよ」

大竹マネジャーのアドバイスに、ニッコリ元気なサーシャ選手。楽しみですね。日本王者大場浩平(大一スペースK)選手が10位、三谷将之(高砂)選手は15位に後退。6位にロレンソ・パーラ(ベネズエラ)、9位にエリック・モレル(プエルトリコ)と、元フライ級王者が頑張っている。

Sバンタム級。10位に新日本王者三浦数馬(ドリーム)選手がランクイン。前王者下田昭文(帝拳)選手11位。フェザー級も1位は空位のままだが、4位 榎 洋之(角海老宝石)選手は指名挑戦者。WBC王座挑戦に敗れた栗生隆寛(帝拳)選手のランク復活はなかった。


昨日の計量をパスしたフェザー級王者クリス・ジョン。(Sumio Yamada)


榎選手も絶好調。(Sumio Yamada)


いよいよゴング!ジョンvs榎。(Sumio Yamada)

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2位ホセ・チェオ・ロハス(ベネズエラ)は37歳。ここ3年は年間1試合のみ。07年3月王者ジョンにダウンを喰らい大差判定負け、1年間のブランクもある。ベネズエラの当馬要員なんでしょうが、不可解なランキングです。

Sフェザー級。空位の王座は1位イスラエル・ペレス(亜)と2位ホルへ・リナレス(帝拳)選手との間で争われる事が総会で承認されている。13位にOPBF王者内山高志(ワタナベ)選手。

ライト級。正規王者小堀佑介(角海老宝石)選手の初防衛戦、1位パウルス・モーゼス(ナミビア)との試合は延び延びになっているが、どうやら来年の早い時期に日本で開催される見通し。良かったですね。

2位エドウィン・バレロ(ベネズエラ)、3位ホアン・グスマン(ドミニカ)、4位ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)、5位ファン・ディアス(米)とそうそうたる顔ぶれが並ぶライト級ランキング。世界挑戦を熱望する長嶋建吾(18古河)選手は12位に頑張ってます。

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いよいよ期待の 榎 洋之(角海老宝石)選手が世界に挑む。WBA世界フェザー級王者クリス・ジョン(インドネシア)との無敗対決。関係者によると大変調子が良いという榎選手。先のWBC世界フェザー級戦で、王者を窮地に追い込んだ栗生隆寛(帝拳)選手の活躍も刺激になっているだろう。

”勝負のカギは左ジャブ”

ジャブ起点に攻めたい榎=24日にWBAフェザー級タイトル戦(時事通信)

王者の10度目の防衛阻止は、WBA世界フェザー級王座歴史への挑戦ともなる。過去、日本人選手で同王座を獲得しているのは西城正三(協栄)選手のみである。


ハートの強さで、日本人海外初の世界王者となった西城選手。

昭和46年(1971年)2月28日、フランキー・クロフォード(米)に勝利し5度目の防衛に成功したのが、WBA世界フェザー級タイトルマッチにおける日本人選手最後の勝利である。

同年9月2日、アントニオ・ゴメスの手によりベネズエラに強奪されたチャンピオンベルトは、日本人選手の手に帰って来るのだろうか?

とてつもなく強いといわれたゴメスは、1度防衛したきりであっけなくエルネスト・マルセル(パナマ)に王座を明け渡す。マルセルは、WBC王者柴田国明(ヨネクラ)選手挑戦で分のある引分け。キャリア僅か15戦の根本重光(草加有沢)選手は、キャリアを積む為パナマへ乗り込みマルセルに挑戦したが、歯が立たず9回KO負け。


マルセルvs根本。

マルセルは5度王座を防衛した後、不敗のまま引退。空位になった王座はロスで歌川善介(勝又)vsルーベン・オリバレス(メキシコ)の間で争われたが、新王者に輝いたのはオリバレス。歌川選手のアウト・ボクシングは通用しなかった。

オリバレスを13回KOし、その王座を引き継いだのがアレクシス・アルゲリョ(ニカラグア)。マルセル挑戦に継ぐ二度目の世界アタックだった。昭和50年10月来日したアルゲリョは、”KO仕掛人”ロイヤル小林(国際)選手の挑戦を受けた。18戦全勝16KO勝ち。

小林選手は大いに期待されたが、5回痛烈な左ボディブローの前にキャンバスに沈む。強烈な印象を残したアルゲリョの勝利。歴史的名選手に打撃戦を挑んだ小林選手も立派な負けっぷりであった。自身の果たせなった夢を実現させる為、高橋会長は小林選手の為にスタンレー・イトウ先生をハワイから呼び寄せている。

アルゲリョの王座返上により王座に就くのは、パナマのラファエル・オルテガ。魔術師といわれたオルテガだが、狙い目十分、故郷沖縄で2度目の世界王座挑戦を迎えたフリッパー上原(協栄)選手には、大きな期待が掛かった。だが、上原選手はいい所なく完敗。故郷の暑さがアダとなった。


オルテガvs上原。

「長くは持たないな」予想通り次の防衛戦でセシリオ・ラストラ(スペイン)にあっさり敗れたオルテガ。このラストラも初防衛戦でタイトルを手離す。パナマの放った刺客はエウゼビオ・ペドロサ。13回ストップ勝ちで王座を奪ったペドロサだが、その評価は著しくなかった。

つい1年前のバンタム級王座挑戦では、アルフォンソ・サモラ(メキシコ)の強打の前にアッサリ2回KO負け。再起戦でも6回ノックアウト負け。三つの敗戦は全てKO負け。打たれ脆いとされていたペドロサ。3度目の防衛戦で迎えたのがロイヤル小林選手。

強打の小林選手は、この試合でも大いに期待された。しかし、自信を付けた王者は挑戦者を全く寄せ付けない。エディ・タウンゼント・トレーナーは13回が終了すると棄権を申し入れた。

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1年後の昭和55年1月、小林選手との挑戦者決定戦で疑惑の判定負けを喫していたスパイダー根本選手にチャンスが与えらる。しかし、18センチの身長差はいかんともしがたく、15回大差の判定で敗れ去る。ペドロサは19度もの防衛に成功する名王者となった。

平成元年3月、アントニオ・エスパラゴサ(ベネズエラ)に挑んだ杉谷 満 (協栄)選手にもチャンスはあった。3回杉谷選手のパンチで大きく腰を落としたチャンピオン。

「あれはチャンスだったよなァ〜」

いまだに話題に上がる程である。エスパラゴサが韓国のラッシャー 朴 永均に敗れたのは意外な気がした。日本人選手にも大いにチャンスありと見られたが、竹田益朗(陽光アダチ)選手、浅川誠二(神戸)選手、松本好二(ヨネクラ)選手らは歯が立たず、朴は8度の防衛を記録した。スタミナ、ハート、手数の選手でしたね。


エスパラゴサvs朴。

エロイ・ロハス(ベネズエラ)、ウィルフレッド・バスケス(プエルトリコ)、フレディ・ノーウッド(米)、アントニオ・セルメニョ(ベネズエラ)、再びノーウッド、デリック・ゲイナー(米)、ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)と続いた王者達。

日本人挑戦者、勝てませんでした。03年9月、PABA王者からWBA暫定王座に就いたジョン。正規王者格上げとなった初防衛戦が、佐藤 修 (協栄)選手との試合。暫定上がりのインドネシア。見くびっていた感もある。

「瀬藤、最初から思いっきり突っかかって行けよ」

公開スパー。突進する瀬藤幹人選手とジョンのスパーは、ボコボコという表現が適当に思えた。佐藤にビッグ・チャンス。イトウ先生もハッキリと言った。ウッ〜、今となってはあれは三味線。クソ〜。(~~)

あれから4年。いまだ王座に居座るクリス・ジョン。待たされた挑戦者には存分に戦ってもらいたい。WBA世界フェザー級。伝統あるベルトをもぎ取ってほしい。敗れ去っていった日本人挑戦者達の想いも背負って。期待します!

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12月、OPBF東洋・太平洋ボクシング連盟本部は東京に移される。OPBFタイトルの復権を掲げるJBCは、どのようなランキングを作成し、タイトル管理をするのだろうか。

「世界へのステップへ戻したい」

世界タイトル挑戦資格制定を提案している東日本プロボクシング協会の大橋会長の大橋ジムから、18日新しいフェザー級王者細野 悟 選手が誕生した。JBCとどのように連帯し、この王座の権威を上げていくのか。その手腕に期待は集まる。

ボクシング史上最大の黄金期であった1962年(昭和37年)夏、全日本ランキングにスーパークラスはない。東洋には、Sバンタム級、Sフェザー級、Sウェルター級にも王者がいる。NBA認定ランキングは、Sフェザー級、Sウェルター級も発表されていた。


世界王者ペレスを破る殊勲を上げた矢尾板選手。

6月27日、東洋フライ級王者・世界フライ級1位の矢尾板貞雄(中村)選手が、突然の引退を発表。これは、世間がアッと驚く大事件だった。世界王者ポーン・キングピッチ(タイ)への挑戦は契約済。そのピンチヒッターがファイティング原田(笹崎)選手である。

昭和33年9月、デビュー3年目で東洋フライ級の王座に就いた矢尾板選手は、日本王座も保持しており二冠王達成。その後、日本タイトルの防衛戦も単独で行っている。

ノンタイトルで無敗の世界王者パスカル・ペレス(亜)に初黒星を与えるも、昭和34年11月タイトルマッチでは一敗地にまみれる。この試合のフジTV視聴率は脅威の92.3%を記録。銭湯の男湯から人影がなくなったといわれた。

以後、東洋王座を保持しつつ海外遠征へ出掛ける等、逞しかった矢尾板選手。防衛戦は年1〜2回。簡単にタイトルマッチはやらないが、試合数は多い。たまにやる王座防衛戦の価値は高かったろう。


遠征の帰途ハワイへ立ち寄った矢尾板選手。元世界王者ダド・マリノ氏と。

昭和36年、ベネズエラからブラジルへと遠征した東洋王者は、世界バンタム級王者エデル・ジョフレ(ブラジル)とグローブを交える。「正直、怖かった」が、矢尾板選手は大善戦。最終10回に捕まったが、この試合で大いに自信を付けたという。

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昭和37年正月のビッグカードは、東洋王者同士の対決。フライ級王者矢尾板貞雄vsSバンタム級王者坂本春夫(極東)のカードが組まれた。今では健康管理上の問題で承認されないであろうマッチメーク。

坂本選手は、TBS東洋チャンピオン・スカウトで売り出されて来た人気選手で将来を嘱望されていた。しかし、フライ級王者は坂本選手をワンサイドで攻め、4回KOに切って落とす。中南米遠征で覚えた左フック・カウンターが恐ろしく冴えたのは、体力に任せて坂本選手が前に出て来たからであろう。会心の勝利。


矢尾板vs坂本。

「一番記憶に残る試合」

大一番に敗れた坂本選手は、以後下降線をたどる。一方の矢尾板選手は、余勢を駆って3月強豪ホセ・メデル(メキシコ)と対戦する。世界フライ級1位と世界バンタム級1位の対戦。東洋王者は逞しすぎる。


矢尾板vsメデル。

矢尾板選手は惜敗するが、そのランキングは揺るぎもしなかった。強い選手に王座を保持してもらえばタイトルの権威は保たれる。現代では世界挑戦するOPBF王者はタイトルを返上せねばならない。

しかし、 関 光徳(新和)選手、 龍 反町(野口)選手、村田英次郎(金子)選手らは、東洋王座を保持しつつ世界の壁に挑み、いずれも東洋王座二桁防衛の立派な記録を残した。その時代、そのクラスでは、東洋無敵だったのは確かだ。

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WBA世界フライ級王者坂田健史(協栄)選手のV5戦は、既報通り12月31日広島と発表された。指名挑戦者デンカオセーン・カオヴィチット(タイ)は、一度引き分けている因縁の相手。気合は十分、闘志満々のチャンピオン。

気になるTV放送時間ですが、まだ確定しておらずわかりませんが、格闘技の祭典「Dynamite!!」の“前座”として坂田戦が放送されるようです。

坂田→Dynamite!!大みそか黄金リレー(スポーツニッポン)

これまで敗れた相手、トラッシュ中沼(国際)、ロレンソ・パーラ(ベネズエラ)、ロベルト・バスケス(パナマ)には全て借りを返して来た坂田選手。中沼選手に日本王座を奪われた後世界ランクには残ったが、「中沼選手に雪辱出来なければ世界なんて言ってられない」との大竹マネジャーの考えで、打倒中沼だけの1年を過ごして来た。



パーラの心は折った。世界的評価の高かったバスケスにも王座統一戦で完勝。次はデンカオセーンとの引分けを精算。そして、残るはWBC王者内藤大助(宮田)選手との決着戦。アッ、その前に準備していたのがWBA1位亀田興毅(亀田)選手との一戦でありました。

久高戦後2週間の休養の後始動したチャンピオンは、サウスポー対策十分。普段からサウスポーとよくスパーしているわけですが、その成果を確かめようというタイミングでサウスポー黒木健孝(ヤマグチ土浦)選手とのスパー・スケジュールが決まった。

日本ミニマム級王者。WBA、WBC共に3位にランクされる黒木選手は、11月16日OPBF王者和賀寿和(畑中)選手への挑戦を控える。

「気合、入ってますよねェ黒木君」

「今度は相手強いからねェ」

前回(6月)のスパー時よりも成長を感じさせる黒木選手。しかし、坂田選手も引き出しが増えている。6ラウンドのスパーリングは先週から続いているが、世界王者はラウンドが進むにつれ元気が良くなるからパートナーは大変だ。



坂田vs黒木。

「頑張りますねェ」

「いい根性してるよ、あの子は」

ボクシングのチャンピオンになる性格をしていると思う。「トカちゃん系ですかね」(~~)、「そうだな」(~~)

清水選手、名城選手とのスパーと比べて見ても、全く恥ずかしくないスパーだと思います。岩本会長も毎回駆けつける。でも、上着は脱ぎません。(~~)「タオルで汗拭いてたけどなァ」(~~)練習開始2時間前から暖められている2階道場は、いつでも暑い。(~~)

スパー後はミット打ち6回の世界王者を横目に、おしゃべりタイム無しでサンドバックに向う黒木選手。坂田選手に負けじとの気合満々。ミットを打つ手は休む間がないチャンプ。休めません。(~~)坂田選手の腹を大竹マネジャーが踏み込むと練習は一気にクールダウンへと向うが、黒木選手は自分も踏んでくれと申し出た。その学習意欲は素晴らしい。



王者のミット打ちに合わせてパンチを打ち込む黒木選手。

「偉いねェ。あれじゃァ、岩本会長も力入るよなァ」

現在世界3位。和賀選手に借りを返せば、世界挑戦のチャンスもやってくるだろう。自分の為に、自分の練習をやれる選手は強くなる。

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「頑張ってますよ〜、黒木君。今度勝ったら、ハワイキャンプ参加させてあげてくださいよ。彼なら、きっと勉強になると思いますよ」

「それはいいねェ。スタンレーにも見てほしいし。だけど、いいの大竹君。よし、わかった」

「黒木君にも伝えてあげて下さい。きっと、励みになると思いますから」


地味な努力の継続。坂田選手のロードワーク。

ヤマグチ土浦ジム岩本会長の師匠に当たる、山口弘典氏は(財)日本プロスポーツ会議 の副会長として活躍しておられる。スタンレー・イトウ先生とは大変古い仲だ。

「スタンレーにも会いたいし、私も行こうかな」(~~)

ハワイ行ったら、いよいよ試合だなと感じさせるハワイキャンプは11月18日出発予定です。もう一つの地獄を見れるか黒木選手。(~~)今日もスパーは続きます。

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7度目の防衛を果たしたWBC世界バンタム級王者長谷川穂積(真正)選手の次期防衛戦は指名試合。タイで前王者ウィラポンをKOしたブシ・マリンガ(南ア)が予定されている。さて、その後は米国進出を果たすのか、国内防衛路線を歩むのか。

国内バンタム級には日本王者大場浩平(大一スペースK)選手、WBA3位、WBC6位のサーシャ・バクティン(協栄)選手、大場選手に日本王座は追われたが、池原信遂(大阪帝拳)選手とのサバイバル戦に生き残ったWBA10位、WBC14位三谷将之(高砂)選手らが世界挑戦のチャンスを伺っている。

12日、メキシコのヘルソン・ゲレーロを破ったサーシャ選手の口からはこんな言葉が、「お金なくてもいいです。長谷川さん、試合お願いします」(~~)



昨年10月、当時のWBA王者ウラジミール・シドレンコ(ウクライナ)挑戦が一度は決まりかけたサーシャ選手であるが、その機会は池原選手に譲るところとなった。10月末、方向転換したサーシャ選手は、チャンピオン・カーニバルで三谷選手の持つ日本王座挑戦の意向を示した。

「世界行くなら、それが一番」

過去、強すぎて対戦相手選びが困難だった勇利・アルバチャコフ、オルズベック・ナザロフ、スラフ・ヤノフスキー選手らは、A級トーナメント→日本王座指名挑戦→世界王座挑戦の路線を歩んで来た。ヤノフスキー選手だけは、チャンス到来を待ち切れず帰国してしまったが。

しかし、三谷選手への挑戦を熱望していた大場選手陣営が金平会長に懇願し、サーシャ選手が一度待つという形で三谷vs大場戦は開催された。このいきさつはご存知のファンも多いだろう。

4月21日。本田秀伸(グリーンツダ)選手を7回KOに切って落としたサーシャ選手。その控え室には畑中清詞会長の姿が。大場選手の放映TV局CBCの窓口を務める畑中会長。金平会長に、直接対戦確認に来る程の熱の入れようだった。

「好カードを、と言われとるんですわ」

しかし、サーシャ選手は世界路線へ。だが、5月31日、標的シドレンコは指名挑戦者アンセルモ・モレノ(パナマ)に王座を奪われてしまう。そして意外な事に前王者は1位に留まる。次の指名戦はシドレンコ。王者モレノは、30日パナマでOPBF王者ロリー松下(カシミ)選手の挑戦を受ける。

今年のチャンピオン・カーニバル・バンタム級は、最強後楽園を制した日本1位臼井欽士郎(横浜光)選手が挑戦者として決定済。サーシャvs大場戦仕切り直しは、難しそうである。

「サーシャ、今一番いい」(ジミン・トレーナー)

「世界やらせてあげたいねェ」

デビュー8年、サーシャ選手も27歳になった。世界挑戦を待望する気持ちはわかるが、この遅れは自らの軽率な行動にも原因があるのは確か。いま少し、辛抱もしかたあるまい。

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サウスポーの技巧派モレノとは噛みあうと思う。スピードではサーシャ選手がはるかに上回る。テープを見たサーシャ選手も自信満々。「私、どこでもいいね」と豪語する。

先を読んでのマッチメークは重要だ。

「試合決めるだけじゃ、マッチメークって言わないんだよ」

最近、日本フェザー級10位笛木 亮 (ジャパンS)選手のマッチメークを初めて手掛けた。どの選手にも都合があり、スケジュールがある。自分の思うようには、とてもいかない。

「自分でやったらわかるだろう、簡単じゃないって」(~~)

「確かにです」

長谷川選手もV8に成功したならば、日本人選手と戦ってもおかしくは無い。大場選手の存在が大きくクローズアップされる。かつて関西のロングラン王者渡辺二郎(大阪帝拳)選手も、日本王者勝間和雄(神林)選手の挑戦を受け、これを一蹴している。

「何でもいいって言うなら、サーシャに暫定やらせたいよ」(~~)

「だけど、皆順番待ってるんだから、自分ひとりだけっていうわけいかないだろ」

「それを何とかするのが、マッチメークだよ」

ロシアン・スナイパーに世界のチャンスが訪れるのを期待します。ちなみに、大竹マネジャ−が考えていた対戦相手は、エリック・モレル、ロレンソ・パーラ、少し前、名護明彦選手にも対戦打診はしました。(~~)

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ニューヨーク在住の世界を駆け巡るボクシングマン山田純男氏から写真が届きました。16日のW世界戦取材の為、15日午後来日。17日夕方には離日。21日再帰国、クリス・ジョンvs 榎 洋之戦を取材し、中国のWBC総会へ。


ホントは音楽家志望の山田氏。

「4日間帰って、また来るって凄いですねェ」(~~)

「よっぽど大事な用事あるんでしょうねェ」(~~)

いや、ありました。忘れてました。18日アトランティックシティで行われるパブリックvsホプキンス戦。日本人選手の世界戦だけを取材するわけではない山田さん。その動きを追うと世界も狭い、と感じてしまいますね。(~~)



栗生選手が世界に最も近づいた一瞬。素晴らしい右フック。ラリオス、信じられないといった表情でマットに膝をつきましたね。全く見えなかったパンチ。ダメージありあり、時間もタップリだっただけに残念でした。



ラリオスのパンチを受け流す栗生選手。技術では明らかに上回っていた。



このボディ攻撃を受ける印象が良くなかった挑戦者。ダメージを感じさせました。



苦闘の末の勝利。両目上カットでも、セコンド二人で軽くまかなう。まさに歴戦の雄です。チーム・ラリオス。

その戦歴と、ランキング2位が信じられないほど打たれ脆かった挑戦者バルデス。初回の偵察戦はまずまずの動きだったが、2回王者長谷川選手が打ち気に出ると弱点があらわに。



力でねじ付された最初のダウン。その表情は弱々しい。立ち上がった挑戦者に、長谷川選手は大迫力のぶん回し。

「すげェ〜。思いっきり振ってるよ」



ダウン後は長谷川選手のワンマンショー。「早過ぎる」と不満の挑戦者でしたが、このストップは当然。あきらかに足元が怪しかった。

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貫禄のチャンピオン。余裕の勝利。



二人の子供を抱きかかえてニッコリ笑顔。次は国内で指名試合。これをクリアして米国進出の夢、かなえられたらいいですね。ルールがありますから順番を待つ事も大事です。アルセあたり、階級を上げてきたら面白いと思うのですが、これでは挑戦して来ないでしょうね。(~~)

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代理戦争!大橋秀行vs畑中清詞

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今夜の後楽園ホールOPBFフェザー級王座決定戦は、2位細野 悟(大橋)vs6位真教杉田(畑中)の組み合わせ。これは、プロボクシング協会東日本大橋会長と、中日本畑中会長の代理戦争?(~~)

同年代に活躍した花形選手であり、協会幹部として活躍している同士。共に人望厚く、人柄も申し分ない。ボクシング・ビジネスにも積極性が伺える二人である。

大橋秀行会長は、大竹マネジャーの愛弟子・喜友名朝博(協栄)選手との戦いがボクシング人生の分岐点となった。際どい勝負であったが、判定は大橋選手へ。喜友名選手の勝ちでもおかしくない試合であったと思う。


まさに宿命の対決だった大橋vs喜友名戦。

「あの試合が、大きな分かれ目だたって事は彼がよくわかってるよ」(大竹マネジャー)

 張 正九の持つWBC世界Lフライ級王座2度目の挑戦が決まった大橋選手は手に入れた日本王座をすぐに返上、喜友名選手は4ヵ月後に失ったベルトを取り返すのだが波に乗れず、伏兵田中正人(金子)選手に足元をすくわれる。

大橋選手は2度目の世界挑戦で大健闘、あわやKOのシーンを創るも8回力尽きた。これは名勝負でした。夢をあきらめず戦い抜いた大橋選手が世界王座を掴むのは90年2月。世界戦連敗記録は21でストップされた。ライバルと目されていた喜友名選手は既にリングを去っていた。


王者を後一歩まで追い詰めた大橋選手。王者を救ったのはキャリアだった。

天才にして人知れぬ努力をした男。大橋選手も挫折を乗り越え世界王座を掴んだが、この人も大きな屈辱をバネに世界の頂点を極めた。畑中清詞(松田)選手。84年11月デビュー、全日本新人王獲得。87年2月、日本Sフライ級王座獲得。その相手は丸尾 忠 選手。これまた協栄ジムの選手、大竹マネジャーはハワイキャンプへも連れて行った事がある。


鋭い左が1ラウンドから王者を襲った。

素晴らしい左ジャブからの速攻。半年前の対戦は判定まで行ったが、この日の畑中選手の成長振りは素晴らしく、一方的展開の中3回KOで19歳の新王者が誕生した。この勝利を契機に世界挑戦へと突っ走った畑中選手。ヒルベルト・ローマン(メキシコ)への挑戦を控え、少年マガジンンの表紙を飾った。

しかし、初めて屈辱を味わう事になる。完敗であった。多くの人が引いていったという。恐るべきは、「僕、一人で考えてやってました。初めて負けるまで」

「凄いね、キーちゃん。やっぱり天才だァ〜」(~~)

「でも、一人じゃあかんのですわ」

津々見先生との二人三脚が陽の目を見るのは91年2月、畑中選手はペドロ・デシマ(亜)からWBC世界Sバンタム級王座を強奪した。ダニエル・サラゴサ(メキシコ)戦は惜しかった。しかし、眼疾の為潔く引退。ジム設立後は数々の王者を育てて来た。


感動の世界一の瞬間。

好試合作りにも積極的で、大場浩平(大一スペースK)選手とサーシャ・バクティン(協栄)選手の対戦を実現させるべく奔走していた。愛弟子和賀寿和選手が日本王者黒木健孝(ヤマグチ土浦)選手を迎え撃つOPBFミニマム戦も好カード。黒木選手、世界王者坂田健史選手とのスパーで鍛えています。

さて、OPBF王座の権威アップの為にも好試合期待したい今夜のOPBFフェザー級王座決定戦。大橋ジム松本弘二、畑中ジム津々見英敏のエディ賞受賞トレーナー同士の戦略合戦も見所だろう。


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細野選手はアマ王者からプロ転向以来、4年で12連勝(10KO)の記録を残している。だが、フェザー級リミットで戦った試合は一試合のみ。07年9月の吉村厚志(グリーンツダ)戦。

ボクシングは数字ではないが、5勝(1KO)7敗3分のサウスポーと10回判定勝負を演じている。吉村戦手は次戦で笛木 亮 (ジャパンS)選手に2回TKO負け。最近の外国人選手相手の戦いも、すんなりではないように見える細野選手。ウェート調整は一つのカギでしょうね。

対する杉田選手は1999年デビューのベテランである。昨年9月の榎選手への挑戦では、3−7。”ワンサイドゲームの予感(ワールド誌)”の予想を大きく裏切り、際どい判定勝負。自信満々で東京へ乗り込んで来た畑中会長でありました。

榎戦後は今年3月、熊谷謙志(とよはし櫻)選手に8回判定勝ち。熊谷選手は、その後日本ランキング入りを果たしている。杉田選手としては、自信になるでしょう。そして、榎選手の世界挑戦も大きな刺激になっているはず。

「榎君と戦ってるのは大きいと思いますね」

細野選手のパワーか、杉田選手のヒット&アウエーか。真鍋圭太(M.T)選手には勝ったが、いまだ試されていない感のある細野選手。試されずの4年は長いのでは。今夜は杉田選手有利とみます。

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兄弟弟子が明暗を分けた。王者長谷川選手は快勝でV7を飾ったが、挑戦者栗生選手はベルト奪取のチャンスを逃した。



「頑張れ!ウッ、ダメだって。アレッ、腹効いてるよ〜」

「これじゃァ、印象悪いよ〜」

周りは関係者多数、前にはWBA世界Sフライ級王者名城信男(六島)選手、向こうには亀田興毅(亀田)選手の顔も見える。一進一退の攻防の最中、関係者サイドからも盛んに栗生ガンバレの声が飛んだ。ボクシング界の麒麟児栗生隆寛(帝拳)選手の世界奪取は大いに期待されたのだが。

「採点、栗生君に厳しいんじゃないですか」

タイミング抜群の右フックでダウンを奪うも、偶然のバッティングで王者はカット。WBCルールにより、負傷していない側は1ポイント減点される。このアクシデントで4回終了後に発表されるべき、最初のポイント発表は5回終了後に。ジャッジ2者は37−37のイーブン。残る一人は38−36で挑戦者リード。5回は栗生選手が取った。

「これでいけるぞ!」

ラリオスは元気を失って来たかに見えた。前に出れない。足とジャブを駆使するチャンピオン。挑戦者も疲れたのか、追い足は今ひとつ。

「これじゃァ、ポイント行っちゃうよ」

8回終了。76−74挑戦者。76−74王者。75−75イーブン。2ポイントリードしていたミン氏のスコアが並んだ。ジャブにポイントが集まった印象。

9回開始のゴングが鳴る。

「ここ勝負だぞ、栗生〜」

「タカちゃん、前に出ろ〜」

親しき応援団からも悲鳴に近い声援が送られる。しかし、9回は明らかにラリオスが優勢。

「次取らないと勝てなくなっちゃうよ」

「この回勝負ですね」

第10ラウンド開始。ラウンド開始後はいいのだが、王者が盛り返す。このラウンドもチャンピオン。見た目通りの採点ならば王者のリードは2ポイントと4ポイント。残り2回取ってもこれでは勝ちにならない。王者コーナーの止血に要す時間が短くなってきたように感じる。それは、負傷判定でも王座移動は無い事を確認したかのようである。青コーナー下では、本田会長が攻めろのジェスチャー。浜田代表の動きもあわただしい。

「ダウン取らなきゃ勝てなくなちゃっいましたねェ」

「まだチャンスあるよ。ラリオスも疲れてる」

11回、挑戦者が奮起した。栗生選手の優勢。いよいよラストラウンド。何があるかわからない。ダウンでも、減点でも。何事も起こらずとも、せめてこの回を取り、ドローにこぎつけてほしい。

「勝負だぞ〜!」

大歓声に送られて最終回のゴングを聞く。死力を尽くしての攻防戦。両選手共に疲れた。ややチャンピオン優勢のうちに試合終了。いよいよ採点発表。

最初のジャッジ・フォード氏は114−112で栗生選手。8回終了時での2ポイント差を保った。しかし、これでは王座の移動はない。ウ〜ン。

サザーランド氏は115−111でラリオス。残るハワイのミン氏は114−112でラリオス。

「やっぱりラストもラリオスか」「ドローでも良かったですねよねェ」「残念。惜しかったなァ」

応援団からの怒声が届く。

「何で111なんだよ〜、説明しろ〜」


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本田会長が判定に怒り/ボクシング(日刊スポーツ)

リングサイドでは、苦労の末WBC世界暫定Sバンタム級王座を掴んだ先輩・西岡利晃選手がジッと目頭を押さえる。無念である。

ラリオス、経験と精神力で勝利=ボクシング・ダブルタイトル戦(時事通信)

「私の方がハートが強かった」

キャリア70戦を誇る歴戦の勇士には頭が下る。

「親父にベルト巻いてやれ〜」

栗生選手の入場直前にもかかわらず、受付を離れなかった長野マネジャー。大先輩も、その心は激しく揺れていたように感じた。たくさんの人間の夢を背おっている栗生選手。チャンスはまた来るだろう。昨夜の敗戦を、経験にする日を待ちたい。好試合でした。

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「栗生君勝ったらいいなァ。いい子だよあの子は。よし、鈴木先生に電話しよう」(~~)

帝拳ジム鈴木トレーナーに電話を入れる大竹マネジャー。二人は、近所に住んでいた事がある。

「栗生君、勝たせてよ先生。お願いしますよ」

”ハルク”佐藤 修 (協栄)選手初防衛戦の折は、私の前の席で「佐藤、頑張れ〜」と声を張り上げてくれていた鈴木先生であります。

大竹マネジャーのエディ賞受賞式の際には、栗生選手もやって来ていた。真正ジム山下会長とのやり取りを見ていて、「いい子だなァ」と感心したものである。子供の頃からの夢、大好きなグリーンのベルトに挑む栗生隆寛(帝拳)選手。

WBC世界フェザー級王者オスカー・ラリオス(メキシコ)は、日本にもお馴染みの歴戦の勇士。積極的なアタックが持ち味だ。そして、タフ。あのパッキアオともフルラウンド戦い抜いている。どんな戦いを見せてくれるのか栗生選手。世界フェザー級王座制覇は、名門帝拳ジムの悲願でもある。

「同じ人間同士が、同じウェートで戦うのに、小型車と大型車の衝突とは何事だ!」

帝拳ジム先代本田 明 会長は、烈火のごとく怒ったという。日本人が世界で通用するのはフライ級、バンタム級位のものが定説だった昭和35年、世界フェザー級王座に挑んだ高山一夫(帝拳)選手。ファイトマネー倍でも、なかなか挑戦者が現れなかった日本王者である。


王者ムーアと握手する高山選手。

しかし、この挑戦は、「小型車ルノーが、大型ダンプカーにぶつかるようなもの」と酷評された。

日本初の世界フェザー級タイトルマッチは、8月29日後楽園球場で行われた。挑む王者はデビー・ムーア(米)。リングサイドには、石原慎太郎・裕次郎兄弟もかけつけた。観衆2万人。


ムーアの計量。目盛りを読む高山選手。

タフで右に一発強打を持つ挑戦者。初回、この右一発で王者がロープまで吹っ飛んだ。これはいける。悲観的ムードが支配していた後楽園球場は、いきなりのチャンスに大興奮。しかし、歴戦の王者はボディ攻撃を軸に体制を立て直す。


王者を攻める高山選手。(第2戦)

後半はバテた高山選手、12回にはロープダウンを取られた。しかし、最後まで王者に喰らいつき試合終了のゴングを聞く。挑戦者の善戦、大健闘には惜しみない拍手と歓声が贈られた。

「それ見た事か、もっとボクシングの本質を勉強し、高山の実力を再認識しろ」

本田会長は報道陣に言い放った。デビュー戦黒星、その後も数々の敗戦を喫したが、手塩に賭けてここまで育てて来た。世界への自信があった。師弟は、「今度こそは」の感触を得る。


激闘を展開するムーア、高山両選手。

自信を付けた高山選手は、以後9連勝(7KO)を記録する。翌年11月、ボクシング界の天皇と呼ばれた男は、「帝拳から世界王者を」の夢を再び高山選手に賭けた。だが、またしても世界の壁は厚く、判定に敗れた。

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「日本人はフェザー級でも十分世界に通用する」

高山選手の挑戦は失敗に帰したが、ボクシング界へ大きな自信を与えた事は確かである。歴史の扉をあけた師弟を、半世紀の時間をおいて二代目師弟コンビが追う。


日本フェザー級王者・高山一夫選手

二代目会長によって大事に、しかし逞しく育てられた栗生選手。ラリオスは、大型ダンプカーのように突っ込んでくる。小型の利を活かしたカウンターの炸裂を期待する。無敗王者の誕生は、後に続く 榎 洋之(角海老宝石)選手には大きな刺激になるはず。

名門帝拳ジムの悲願達成をお祈り申し上げます。

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亀田興毅・暫定王座決定戦あるの?

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WBA世界フライ級1位亀田興毅(亀田)選手が、暫定王座決定戦出場?

「拳論の片岡さんが情報掴んだみたいですよ」

昨夜、ボクシングを愛するファンの方から至急メールが入った。コメントにも暫定戦決行を心配した声が入っている。興毅選手の暫定王座決定戦出場がありそうだという話、聞いてはいた。

「片岡さんて、どうなんですか?」

「いい人間だよ。ボクシングを真面目に考えてる。俺は、信用してるよ」

大竹マネジャーはよくご存知のようで、いい加減な男ではないと言い切った。

【拳論・12月 坂田×デンカオセーン (その裏で)】

続報が入ってくる。「相手まで名前が出てますよ」

「こんなの決まったら、坂田もくさっちゃうでしょうねェ」



「それは大丈夫。俺がちゃんと説明するから。チャンピオンは坂田だよ」

「だけどさァ、もし、それやちゃったら、”ボクシング”終わっちゃうよ」

「そんな事を考える事自体がいけないよ。その考えが”ボクシング”を悪くする」

かなり信用の於けるルートから、信憑性ある情報を掴んではいる。確かにその動きはあるのだろう。Sフライ級での先例もあり、暫定王座のポリシーがよくわからぬ最近のWBA。

「帰って片岡さんの記事読んでみます」【拳論・12月 坂田×デンカオセーン (その裏で)】

凄いコメントの数。そのほとんどがボクシングの存続を心配する声。そこには片岡氏自らのコメントも。

「いや、実現するしない、じゃないんですよ。こういう話があったかどうか、です」

奇しくも、大竹マネジャーが語っていたのと同じ意味のコメントがあった。

「WBAから正式発表がないうちは何ともいえませんが、現時点で「何もなかった全くのデタラメ話」ではないです。それにしても、苦労して王座を獲った坂田の気持ちを考えると・・・。」

そして、「明日の夕刊フジをご覧あれ」(15日付)とあり、とっても気になります。

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「挑戦者決定戦でいいんだよ」

その昔から暫定王者否定論者の大竹マネジャー。その暫定王者不要論には、篤く熱がこもる。韓国ボクシング界の衰退もIBF世界王者乱造から。そして、必然と替え玉挑戦者事件が起こり、一気に終焉を迎えた韓国リング。

「坂田は、俺が守ってやるから心配いらないよ!」

広島開催を聞きつけた先輩方から、次々と電話が入ってくる。横で聞いているだけで、もうチケット無くなっちゃいそうな勢い。ビッグ・アイディアもあります。(~~)

「もし、何でもいいんだったら、サーシャだって暫定やらしてあげたいよ」(~~)

ファンあってのボクシング。大事に守りたいスポーツです。

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”浪速のジョー”辰吉丈一郎選手の再起戦相手が決定。OPBF東洋太平洋Sフライ級2位にランクされるノラシン・ギャットプラサーンチャイ(タイ)。

辰吉相手に“長谷川に敗れた男”浮上(スポーツニッポン)

仲里 繁 、熟山竜一、國見泰央、長谷川穂積、池原信遂選手等のそうそうたるメンバーと戦って来たノラシン。去る6月7日後楽園ホールに於いて富山浩之介(ワタナベ)選手と空位のOPBF王座を争い惜敗。日本の浦谷ジャッジが最終回に与えた1ポイントが明暗を分けた。

間もなく34歳を迎えるノラシンであるが、この試合が今年5戦目と元気バリバリ。Sバンタム級の豪腕仲里選手にはKO負けの記録が残るが、タフで頑丈な選手だ。パンチもある。富山戦後、一つKO勝ちを増やし16勝中14KO勝ち。(BOXREC調べ)

大変わかりやすい相手を再起戦の相手に選んだ辰吉選手。中途半端な結論は出そうもない。限界か、まだやれるのか。再起する辰吉選手の現状を諮るには、うってつけだろう。

10月26日ラジャナムダン・スタジアム。タイで辰吉コールはなかろう。こんな相手と戦うのだったら、日本リングでと考えてしまうが、大阪帝拳ジムが下した勇気ある決断は重たい。今回ばかりは特例も出来なかった。それ程の状態と考えざるを得ない。

もう、日本のリングに立つ事は出来ない”浪速のジョー”。これまで数々の奇跡を呼び起こしてきたが、敵地タイのリングで何を魅せてくれるのか。噛ませが相手ではない。しかも、ホームタウン色の強さは世界でもトップクラスのタイリング。

5年間試合から遠ざかっていたブランク。練習と試合は違う。間隔のズレはあって当たり前だ。もしも、試合が始まり、体が反応しないのならば、サポーターは勇気ある決断を降すべきだろう。


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1年のブランクを経て、3度目の王座返り咲きを目指した元世界Sウェルター級王者輪島功一(三迫)選手。昭和52年(1977年)6月7日、尊敬する輪島選手の奇跡を観ようと日本武道館へ駆けつけた。挑む王者はエディ・ガソ(ニカラグア)。そのドンくさいボクシング・スタイルは、狙い目王者との見方があった。




しかし、34歳の元王者が昔とは別人だと知るのに、たいした時間は掛からなかった。試合開始ゴングが鳴って数十秒が経過した時、ボクサーってこれ程変わってしまうのかと教えられた。鬼気迫る表情に体が全くついていかない輪島選手であった。

三迫会長は考え続けたという、「この試合を組んだ自分の判断は間違っていないだろうか」

腹を抱えてキャンバスを転げまわったガッツ石松(ヨネクラ)選手が、ファンの大きな罵声を浴びた事が頭をよぎる。協会長としての立場もある。致命的なダメージ。これだけは回避しなければならない。

リングをさまよう元王者は、三迫会長のタオル投入によって救われた。まさに精魂尽き果ててであるが、致命的ダメージはなかった。

「世界タイトルマッチでタオルを投げたんだから、引退は当然でしょ」

この試合を最後にリングを去った輪島選手。好きな辰吉選手には、悔いのないリングにしてほしい。”浪速のジョー”に幸運を!  【坂田健史・格闘技”ダイナマイト”大晦日V5戦!】

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WBA世界フライ級王者坂田健史(協栄)選手のV5戦は、大晦日地元広島で開催される。挑戦者はWBAの指名挑戦者2位デンカオセーン・カオヴィチット(タイ)。昨年11月、ダウンを喫し引き分けており、決着戦となる。

坂田のV5戦はプロボク初の大みそか興行(日刊スポーツ)

「そのような方向なんですが、まだ正式決定してませんので・・・」

昨夜も大竹マネジャーはそのように語っていましたが、やはり決定のようですね。



広島。先代金平正紀会長の出身地である。学士ボクサー山村若夫選手、”ロッキー”宮下 功 選手等、協栄ジムには広島出身の先輩が多数いる。スタンレー・イトウ先生のルーツも広島です。

元WBA世界Lフライ級王者具志堅用高(協栄)選手は、金平会長の故郷広島で、5度目の防衛戦を行った。昭和53年(1978年)5月7日広島県立体育館の観衆は6000人。王者は、指名挑戦者ハイメ・リオス(パナマ)を13回KOで粉砕した。


激闘の具志堅vsリオス第2戦。広島。

デビュー10年の節目を故郷で、それも世界チャンピオンとして迎える坂田選手。TBS大晦日恒例の格闘技”ダイナマイト”枠での放映も予定されている。最高の舞台は整った。リングコスチュームは、「広島カープの赤を意識して」(大竹マネジャー)

WBA指名挑戦者の権利を行使しなかった1位亀田興毅(亀田)選手は、WBC王者内藤大助(宮田)選手との対戦交渉が決裂。11月末日本リング登場の予定があるらしい。Ⅴ4目指す内藤選手は、亀田選手以外なら故郷北海道で防衛戦と報じられていた。こちらも気になりますね。

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さて、デンカオセーンには異常な闘志を燃やす師弟コンビ。亀田選手のWBC王座挑戦宣言を受け、始動開始時からデンカオセーン対策一本でジムワーク。後は日時の決定を待つばかりで、いつでも仕上げられる状態にあるチャンピオン。

元旦世界戦はあったが、大晦日世界戦は初。昭和52年(1977年)元旦のWBA世界フライ級タイトルマッチ、王者グティ・エスパダス(メキシコ)vs8位高田次郎(協栄河合)戦は、日大講堂に6千人の観衆を集めた。「なんとか格好がついた」関係者は胸をなでおろた。


王者は強く、7回白いタオルが舞った。

昭和39年(1968年)大晦日のTBSチャンピオンスカウト特別番組は、世界ランカー同士の好カード。高山勝義(新日本木村)vs斉藤勝男(暁)の一戦。斉藤選手の雲隠れで一時は開催も危ぶまれたが、必死の捜索活動が実り、両会長がホッと胸をなでおろした試合であります。

【高山勝義VS斉藤勝男・大晦日決戦・選手が雲隠れ!】

年末年始は、家でゆっくり過ごす時代に開催されたボクシング。今再び、甦れ!紅白歌合戦、他の総合格闘技との戦いにもなる。負けられません。声援、よろしくお願い申し上げます。

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対戦交渉が進められていたWBC世界フライ級王者内藤大助(宮田)選手と亀田興毅(亀田)選手の対戦交渉は不調に終わった。問題は、オプション契約。亀田選手が勝った場合、宮田陣営が以後2試合の防衛戦興行権を握る事を挑戦の条件とするのは、ボクシングビジネスの常識範囲内。

内藤−亀田興戦の交渉決裂=防衛戦で折り合わず(時事通信)

史郎氏は「宮田会長は興毅の防衛戦を海外でやらせようということらしい。相手も向こうが決めるという。それは受け入れられない」と語った。(時事通信)

文面的には、海外で試合が行われる場合もある事が盛り込まれるだろう。対戦相手選びも含めて。そんな問題を解決する為に、興行権を買い取るわけであるが、問題はその金額。

ファイトマネーはともかく、オプション契約では揉めると思っていましたが、予想通りの結果となってしまいました。WBA王者坂田健史(協栄)選手への挑戦であれば、1位興毅選手は指名挑戦者として、オプション契約無しで挑戦出来たわけですが・・・。

さて、年内2階級制覇を目標にしていた興毅選手陣営。今後もフライ級王座獲得を目指す模様だが、内藤選手にも指名試合が待っている。坂田選手も、次はWBAの指名でデンカオセーンとの再戦が承認されている。

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両王者がタイトルを守り抜いていけるかどうかが、亀田選手陣営の気になる所となる。デンカオセーンは、昨年11月の坂田選手挑戦時には、盛んに「勝って”大晦日”、亀田興毅と戦う」と豪語していたものだ。

暫定王座が量産されているA、C両団体。現状で、まさかこのクラスにも暫定王者を作るとは思えませんが、内藤陣営とは再交渉の予定がない亀田陣営であります。

さて、日本のビック興行はまとまりませんでしたが、ウェートの壁を乗り越えて戦う両雄、オスカー・デラホーヤとマニー・パッキアオの両選手は、試合の宣伝に忙しい。


ロスでキャンペーン中の二人。(山田純男氏提供)

貫禄のデラホーヤ。虎視眈々、ふてぶてしいパッキアオというところでしょうか。12月6日の試合はノンタイトル戦。承認料がほしいAとC。デラホーヤ社長、ある意味凄いですね。

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WBC世界バンタム級王者長谷川穂積(真正)選手が、日本人王者鬼門の7度目の防衛戦に挑む。【10月16日・ワールドプレミアムボクシング】

米国進出の夢を持つ王者は、まだ負けられない。挑戦者2位アレハンドロ・バルデス(メキシコ)は長身サウスポー。苦手なタイプに「気の緩みはない」とV6チャンピオン。

7度目。昭和46年(1971年)7月29日WBA世界Sフェザー級王座7度目の防衛戦に挑んだ小林 弘 (中村)選手。挑戦者はアルフレッド・マルカノ(ベネズエラ)。V6戦では、後のWBC王者リカルド・アルレドンド(メキシコ)を一蹴している小林選手。

5位の挑戦者は組み易しと見られていた。しかし、王者は猛暑の青森リングでスタミナロス。自滅する形で王座を明け渡している。

輪島功一(三迫)選手は、6度目の防衛戦で最強の挑戦者ミゲル・デ・オリベイラ(ブラジル)に完勝。昭和49年6月4日、7度防衛の新記録に挑む。挑戦者は5位オスカー・ショットガン・アルバラード(米)。ロスで戦うメキシコカンは、1年前無名に1ラウンドでKO負するという脆さも見せていた。

王者断然有利であったが、気合を入れすぎた王者はオーバーワーク。激しい消耗を見せながらも、防衛へ執念を燃やした王者であったが、最終回ショットガンを打ち抜かれ玉砕。心に残る敗戦シーン。



日本人王者がようやくV7を乗り越えたのは昭和54年1月7日。WBA世界Lフライ級王者具志堅用高(協栄)選手は、一度は苦戦している1位リゴベルト・マルカノ(ベネズエラ)を鮮やかに7回KO。防衛新記録達成。

それまで米国人レフェリーと、吉田ジャッジが王者フルマークの6点差と採点していたのに対し、ベネズエラ人ジャッジは、マルカノの2ポイントリード。これほどのデタラメ採点には、なかなかお目にかかれない。


基本練習を怠らない。世界王者であり続ける為には欠かせないロードワーク。

WBA世界Sフライ級王者渡辺二郎(大阪帝拳)選手の7度目は、WBC王者パヤオ・プーンタラット(タイ)との王座統一戦。しかし、WBCルールの12回戦で行われるこの試合にWBAは難色を示す。リングに上がった段階で渡辺選手のWBA王座は剥奪された。

しかし、渡辺選手は苦戦しながらも判定勝利。結果的にはWBC王座奪取となってしまったが、事実上の王座統一に成功すると共に、WBA王座7度目の防衛を果たしたといえよう。


幻の王座統一。渡辺二郎選手。

”アンタッチャブル”川島郭志(ヨネクラ)選手も7度目で落城のうらきめにあっている。

7度目。マネジャーとのトラブル。己の肉体への過信。世界王者でいる事に慣れすぎるのも良くないだろう。世界の挑戦者から、常日頃研究されている立場は、30年前も変わらない。

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「右リードブローを使い、キャリアの差がでれば」

身長で5センチ、リーチで15センチ上回る挑戦者。長谷川選手のスピードと出入りを生かしたボクシングが上回ると見るが、長身のサウスポーで、好戦的というのは嫌なタイプですね。しかし、日本ボクシング界の為にも勝利し、日本人世界王者米国進出の先駆けとなってほしい長谷川選手。

「あの子は絶対チャンピオンになるよ」

協栄ジムへ出稽古に来た若き挑戦者の心は、王者の今も変わるまい。移籍問題でも、自らの選手生命を賭け、それを実行して来た。この師弟コンビには計り知れない信頼感がある。好試合を期待します。

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新しいWBC世界ランキングが発表された。【WBC世界ランキング】

前回フライ級6位ワンディ・シンワンチャー(タイ)に勝利しながら21位にランクされるに留まっていた升田貴久(三迫)選手がうれしいランク入り。13位。そして、なぜかワンディも16位にアップ。何もしていないのに?

3位亀田興毅(亀田)選手変わらず、14位に清水智信(金子)選手。日本暫定王者五十嵐俊幸(帝拳)選手が26位、OPBF王者大久保雅史(青木)選手28位、WBA5位山口真吾(渡嘉敷)選手と戦う吉田拳時(笹崎)選手は30位。

Sバンタム級暫定王者に西岡利晃(帝拳)選手。日本王座を追われた下田昭文(帝拳)選手は14位に残った。新日本王者三浦数馬(ドリーム)選手は13位。10月発表のランキングで決まるチャンピオン・カーニバル組み合わせ。下田選手が世界に残った事で来春のカーニバルでの再戦もありえそうでですね。

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フェザー級。空位の日本王座に就いた松田直樹(帝拳)選手が8位。世界挑戦者栗生隆寛(帝拳)選手は9位。Sフェザー級14位にOPBF王者内山高志(ワタナベ)選手。日本王者矢代義光(帝拳)選手が18位。

OPBFミドル級王者佐藤幸治(帝拳)選手は7位までランクを上げてきた。佐々木基樹(帝拳)選手はウェルター級15位変わらず。

バンタム級。WBA王座挑戦決まったロリー松下(カシミ)選手が抜けた。サーシャ・バクティン(協栄)選手が、8位の日本王者大場浩平(大一スペースK)選手を追い越し6位浮上。世界挑戦を熱望するサーシャ選手は、自信満々である。大場選手との対戦は約束されていただけに、実現していないのは残念。

Sフライ級6位に中広大悟(広島三栄)選手。空位の日本王座を杉田純一郎(ヨネクラ)選手と争う。この試合も楽しみですね。WBA王座を惜しくも取り逃がした河野公平(ワタナベ)選手が10位。15位にOPBF王者富山浩之介(ワタナベ)選手がランクイン。16位に翁長吾央(大橋)選手。

フライ級11位ロセント・ベガ(メキシコ)を破った小松則幸(グリーンツダ)だが、ランキングはSフライ級19位。厳しいですね。

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日本ウェルター級7位牛若丸あきべぇ(協栄)選手。昨年9月、世界ランカー・バキロフに8回TKO勝ち。15連続KOの日本記録(タイ)を樹立すると共に世界ランキング入り。12月、勢いを駆って日本王者湯場忠志(都城レオS)選手に挑戦するも初回KO負け。再起の上石 剛 (コーエイ小田原)戦も落とした。連続初回KO負け。



後がない陣営が選択したのが、”最強後楽園”日本タイトル挑戦者決定トーナメントだった。そんな、あきべぇ選手が自ら下した決断は萩原トレーナーとの再コンビ結成。「もう一度、お願いします」潔く頭を下げた。

「今日は萩原先生のボクシングで勝ちます!」

会場のライトが落とされる。両選手入場。「最初に青コーナーから中川大資(帝拳)選手入場です!」

後楽園ホールに”ヒーロー”が流れた。あの浜田剛史(帝拳)選手の入場曲である。これは気合入ってる。中途半端じゃこの曲は使えない。ヒーロー&浜田=初回KO奪取は伝説である。

そして、8日は中川選手31歳の誕生日。97年プロデビュー。しかし、4戦目で初回KO負け。一度はリングを離れた。6年の歳月を経てカムバックし、小野寺洋介山(オサム)選手に敗れた以外は全て白星。現王者沼田康司(トクホン真闘)選手に勝った星が光る。

「ディフェンス強化か、速攻で倒し切るのか」(ボクシング・ワールド誌)



初回打って出るあきべぇ選手。当たればいきそうな良いパンチを打つ。しかし、フリは大きく、相変わらずガードは低い。シャープな右ストレート、アッパーで迎え撃つ中川選手のカウンターがヒット。足元が揺れるあきべぇ選手。その表情には恐怖が見て取れた。

「頑張れ、あきべぇ」

隣にいた宮田会長が思わず声を発する。「やっぱり体が覚えちゃうのかなァ」スタンド席ではそんな声がささやかれた。

「もっとガードを上げなさい」

あきべぇ選手はこの試合に備え新日本木村ジムへ出向き、氏家福太郎選手とスパーを重ねて来た。スパーを見守ったボクシング界の大先輩石井敏治先生は、悩めるKOボーイに手紙を認めてくれた。

「大竹さんごめんなさいね。よそのジムの選手なのに余計な事しちゃって」

「とんでもございません。こちらこそ、ありがとうございました」

ハードパンチとスピードをあわせ持つ好青年は、ジムの枠を超え貴重なアドバイスを頂いた。かつて、ゴンザレスにKO負を喰らった大熊正二選手に、「もうやめます」とは言い出させずに、「君はまだこれからだ」と諭し、再び世界王者へと導いた石井先生のアドバイスは、今のあきべぇ選手にとって重みがある。

2回、左ボディを打ち出したあきべぇ選手。長身中川選手の腰が折れる。これはいいパンチだ。

「あきべぇ、お前アメリカ行ってわかったんだろ。腹が大事だって。左ボディ使えよ」

全日本新人王獲得後、師弟コンビは米国へ渡った。現地スケジュールの段取りの悪さに萩原トレーナーが切れる一幕もあったらしいが、あのフロイド・メイウェザーとグローブを交える事が出来たあきべぇ選手。素晴らしい、飛び切りのボディ・ブローの凄さを思い知った。

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3回、左ボディはいいが返しの右フックは相変わらず大きい。試合は消耗戦の様相を呈して来た。勝負を決めたのは、ショートパンチ。マットに落ちる事は拒否したあきべェ選手であったが、たたらを踏んだ足元はおぼつかず、上体は大きく傾き、ロープに持たれる。

染谷レフェリーが割って入る。ナイスタイミング。止めのブローを貰わなかった事は幸いである。中川選手は、”ヒーロー”に恥じない戦いを見せてくれた。最優秀選手賞受賞。

「チャンピオンなれよ!」

リング上、大竹マネジャーはそう声を掛けたという。私も、ドクターに向かう中川選手に思わず声を掛けた。「おめでとう!」

「あきべぇ、これからどうしますかねェ」

急ぎ過ぎたと思う。ボクシングの幅を広げなければいけないポジションに就いた時、彼はその術を知らなかった。まだ組み立て直すことは出来る。ルイス・オカモト(相模原ヨネクラ)戦のボクシングを想い出してほしい。力ずくで倒せないと知ると、セコンドの指示通りボディから崩し、最終8回マットに沈めた。

リングサイドからは、毎ラウンドKOを催促する声が飛んできた。だが、「今日は勝つことが大事」と、KOをあせらせないアドバイスを送った大竹マネジャー。

「まだ倒しに行ってるもんなァ。スピードあるんだから、もっとジャブ使って、ボディ打って、じっくり崩していかないと。チャンス来たら、決めるパンチ持ってるんだからなァ。倒しに行って全部倒せるほど、甘くないよボクシングは」

新聞によると、あきべぇ選手は再起の意向らしい。「もう落ちる所もないし、意地もある」とは、好漢あきべぇらしい。

「ダニー・ロペスになれるかなァ」

信じられるトレーナーの許へ帰って来たならばそれも可能だろう。中川戦まで短い期間ではあったが、焦りを出さず、必死に組み立て改良に取り組んでいた萩原トレーナー。愚痴の一つも言いたい場面もあったろうが、そんなものはおくびにも出さず、選手の向上だけを考えて来た。

まだ23歳、時間はタップリある。師弟コンビは再結成されたばかりだ。”萩原先生のボクシング”で復活を見せてくれ。

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辰吉丈一郎・再起戦決定!

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”浪速のジョー”辰吉丈一郎(大阪帝拳)選手のカムバック戦が決定。10月26日タイのラジャナムダン・スタジアム。対戦相手は未定。実に5年振りの再起戦となる。

38歳・辰吉 10・26タイで再起戦(デイリースポーツ)

所属の大阪帝拳ジムからは引退勧告もされており、協力は得られないだろう。JBCの態度も難しい。

過日。


「辰吉、カムバックするようですよ」(~~)

「エッ、ホント〜。誰とやるの、修やらないかな。電話しよ」(~~)

元WBA世界Sバンタム級チャンピオン佐藤 修 (協栄)氏に早速電話の大竹マネジャー。(~~)

「冗談でも出来ませんよ」(~~)

だが、元王者はすぐにジムへ姿を現した。

「何だよ、やる気になったの〜」(~~)

「違います。違いますよ」(~~)(~~)(~~)

眼疾から甦った辰吉選手。昔と比べれば医療も随分と進歩した。プロテストの視力検査もなくなった。グローブ、ヘッドギア等、ボクシング用品も昔とは比べ物にならない程よい。しかし、網膜剥離になる選手は昔よりも多いのではないだろうか。

眼疾を隠しながら戦った選手も数多い。それを告げたら「ボクシングが出来なくなる」「言うわけにはいかない」


米倉健志選手。

オリンピックに出るほどの技術を持った選手でさえ、目の故障には泣かされて来た。左目の腫れが痛々しいが、「こんなもの1週間もしたら治る」とは、元東洋バンタム級王者米倉健志(興伸)選手。

「一番かわいそうは、田辺よ!」


田辺 清 選手。

日本ボクシング史上初のメダリスト。元日本フライ級王者田辺 清 (田辺)選手は、ノンタイトルで世界王者オラシオ・アカバロ(亜)にTKO勝ち、世界のベルトを賭けての再戦も決まった。そんな折の眼疾。

”打算、人情が渦を巻いたが、周囲も心底から田辺に同情し、本人も名声と富を捨てた”。その男の悔しそうな表情を忘れ去る事が出来ない。とある。

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現在に於いて、日本ボクシング界最後のメダリスト森岡栄治(高橋)選手も網膜剥離を隠しながら戦った一人。


「契約金ももらっていたし、言い出せなかった」


森岡栄治選手。

意志の強い辰吉選手だけに、とことん気の済むまで戦う気持ちは理解出来る。彼に幸運が待っている事を願いたい。

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浜田剛史(帝拳)選手と並ぶ15連続KOの日本記録を保持する牛若丸あきべぇ(協栄)選手は、昨年12月日本ウェルター級王者湯場忠志(都城レオS)選手への挑戦に失敗し、再起戦の上石 剛 (コーエイ小田原)戦にも敗れ2連敗。連続1ラウンドKO負けとなった。

【協栄ジム・決別!亀田家・卒業!あきべぇ】
【あきべぇ再起戦・マッチメークの裏側】

しかし、すぐに再起を決意したあきべぇ選手はすぐに練習再開。”最強後楽園”日本タイトル挑戦者決定トーナメントに参戦した。初戦で当たるはずの山口裕司(JBスポーツ)選手の日本タイトル挑戦が急遽決定した為、いきなりの決勝戦進出。

遅れた1年を取り戻せるだけの大一番である。しかし、ボクシング・ワールド誌の予想は4−6で不利。

「オッ、あきべぇ不利になってるよワールド」(~~)

対戦相手の日本ウェルター級6位中川大資(帝拳)選手は、11勝中8つのKO勝ち(1敗1分)を誇る強打者である。両選手の勢いを考えると、この予想はしごく当然に思える。チャンピオン量産中の帝拳ジム。ジムの勢いもある。

あきべぇ選手は高校ボクシングの名門、花咲徳栄高校の出身。協栄ジム入りを希望したあきべぇ選手は、同校の木庭監督から協栄ジム・大竹マネジャーに預けられた。まだ高校在学中の事である。

多忙な大竹マネジャーは、協栄ジムで一番買っている萩原 篤 トレーナーにあきべぇ選手を預けた。デビュー戦こそ判定勝ちに留まったが、以後はKOの山を築く。全日本新人王を獲得すると、次戦でランク3位の西川和孝(中外)選手を2回で粉砕。

続いてルイス・オカモト(相模原ヨネクラ)選手とランカーを撃破。一気にランク上位に進出した。だが、オカモト戦は苦労の末のKO勝利。試合後の控え室で、「まだまだだな、反省だよ」と話していたものだ。

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「また、萩原先生にみてもらう事になりました。よろしくお願いします」と、言って来たのはトーナメント参戦後。選手の側からトレーナーを変えてもらうには勇気がいる。固い決意無しでは出来ない。

オカモト戦後、亀田家へ預けられていたあきべぇ選手。2連続1ラウンドKO負けからの再起は、初心に帰る事から。その心意気や良し。

「あきべぇ、良くなって来たよ。いいヤツだからなァ、勝たしてあげたいね」

あきべぇ再生なるか。勝てば日本タイトル挑戦権が与えられる大一番。迷いは吹っ切れた。ワールド誌の予想をやっつけてほしい。重量級強打のぶつかり合い。好試合が期待されます。

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12月OPBF(東洋・太平洋ボクシング連盟)本部が東京に移転される。JBCが管轄し、改革する事で、「OPBF王座をかつてのように世界へのステップに戻したい」(JBC安河内事務局長)

「東洋太平洋」本部東京移転で復権目指す(日刊スポーツ)

OPBF王座権威復活の道はあるのだろうか。WBC世界ランキングに反映される同王座であるが、最近は挑戦資格15位までに入らない王者も多い。タイトル保持者は15位以内にランクされる事。まずはここから始まらないと世界へのステップとは言っていられない。

昭和27年(1952年)4月20日、日本ボクシングコミッションは正式に発足。5月19日、白井義男(カーン)選手がダド・マリノ(米)を破り世界フライ級王座を獲得。日本人初の快挙達成。


試合後、健闘を称え合う白井、マリノ両選手。

昭和29年1月、NBAはJBCを正式会員として認める。この年、野口拳野口 進 会長に率いられた三迫仁志選手ら3選手が、戦後最初の比国遠征。10月27日、日本の主導で東洋ボクシング連盟発足。加盟国は日本、比国、タイの三ヶ国。

昭和30年8月25日、17歳の沢田二郎(新和)選手が、日本タイトル19度防衛の秋山政司(極東)選手を破り東洋ライト級王座獲得。ボクシングを始めて1年3ヶ月での快挙達成。”魚河岸のチャンピオン”として人気を博す。秋山選手はリング上で引退表明。

昭和31年3月、JBCに無届の草試合は禁止となる。この年10月、JBCによる新人ライセンス・テストが実施される。昭和32年5月、日本ボクシング協会復活。11月20日JBC主導で、東洋チャンピオンカーニバル開催。

昭和34年12月、OBF総会に於いてジュニアクラスの制定が決議される。翌年から実施。9月、NBAはリターンマッチの禁止を決議。昭和37年1月15日後楽園ホール開場。4月14日、正式に全日本ボクシング協会発足。会長は本田 明 氏。8月、NBAはWBAと改称。



昭和37年はまさにボクシングの時代。10月10日ファイティング原田(笹崎)選手が日本人二人目の世界王者となる。続く11月は30日間で31回の興行が行われ、TV放映も1週7日という今では考えられない時代。全6階級(スーパークラスはなし)に日本王者がいた。

JBC8月発表の日本王者達。フライ級斉藤清作(笹崎)、バンタム級芳賀勝男(暁)、フェザー級菊池万蔵(田辺・世界10位)、ライト級小坂照男(帝拳・Sフェザー級世界3位)、ウェルター級渡辺 亮 (帝拳)、ミドル級金田森男(帝拳)

この年の東洋王者は、フライ級矢尾板貞雄(中村)。バンタム級米倉健志(興伸)→青木勝利(三鷹)。Sバンタム級坂本春夫(極東)、フェザー級 関 光徳(新和)、Sフェザー級勝又行雄(不二)、ウェルター級福地健治(帝拳)、Sウェルター級川上林成(新和)、ミドル級海津文雄(笹崎)。

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日本王者も強かったが、東洋タイトルは格上で、世界へのステップとしての重みがあった。あれから46年の時間が過ぎた。世界戦以外は深夜のTV放映も少ない現代。東洋・太平洋タイトルの復権は、ボクシングというスポーツの価値向上に他ならない。 


エスピノサを攻める石橋広次選手(右)。

「昔はねェ、ファイトマネーで家買えたんだよ」

スタンレー・イトウ先生の指導も受けた元日本バンタム級チャンピオン石橋広次(AO)選手の言葉である。昭和32年に奪ったタイトルを3年半に渡り保持、5度の防衛に成功している。しかし、世界的強豪レオ・エスピノサ(比)の持つ東洋タイトル挑戦は実らなかった。 − 続 く ー

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4日後楽園ホール。無敗の挑戦者三浦数馬(ドリーム)選手を迎えた日本Sバンタム級王者下田昭文(帝拳)選手は、8回負傷判定を失い思わぬ敗戦。その王座を明け渡してしまった。

浦谷レフェリーにしがみつき、試合続行を訴えた下田選手であったが、挑戦者の傷は深く、8回38秒試合は停止された。ジャッジ全員が77−76とスコア。一人は王者を支持したが、二人が挑戦者の勝利を認めた。

38秒で終わった8回が10−10とするならば、全てのラウンドが振り分けられていた事になる。負傷していない下田選手は、最後まで戦いたかった気持ちが強いだろう。しかし、この点は新王者も同じ。下田選手のランクがどのようになるかわからぬが、再戦の機会はありそうです。

負傷判定。この制度がまだ日本になじんでいない頃、渡嘉敷勝男(協栄)選手は、コミッションの勘違いで一度は勝利のコールを受けたが、王座を明け渡すハメになった。あれほど揉めた後楽園ホールは知りません。


【渡嘉敷勝男流血と怒号!WBA世界L・フライ級戦・判定が覆った】

この負傷判定なる制度が出来る前は、バッティングだろうがパンチだろうが、カットし試合続行不可能となった方が負けという、理不尽だが、ある意味わかりやすいルールであった。ダウンを奪い勝っていようが、TKO負け。何人の選手が涙を呑んで来た事だろうか。

カットしやすい体質の選手は、それ自体弱点であると定義されていた時代である。現在では、一方がカットすると試合のペースが上がる。ラウンドにもよるが、いつ下されるかわからぬ負傷判定が怖いのである。

「損しちゃうぞ!」

理不尽な王座喪失。マンテキーヤ(バターのように滑らか)と呼ばれた元世界ウェルター級王者ホセ・ナポレス(キューバ→メキシコ)。ライト級、Sライト級とクラスを上げて来た無冠の帝王ナポレスであったが、強すぎる余りに世界王者から敬遠される。


ホセ・マンテキーヤ・ナポレス。

1969年4月、1階級上の王者カーチス・コークス(米)への挑戦話に飛びついたナポレスは、王者を打ちまくった挙句13回終了でストップ。念願の世界王座に就く。デビューから11年目の初挑戦だった。1964年3月初来日したナポレスは、世界10位吉本武輝(リキ)選手を初回で倒している。

1970年12月ナポレス4度目の防衛戦は1位ビリー・バッカス(米)が相手。挑戦者は29勝(15KO)10敗4分の30歳。キャリアの前半、8勝7敗3分という平凡な数字を残し一時引退していた。カムバック後好調を続けていたとはいえ、カケ率は9−1と一方的。自信満々挑戦者の地元に乗り込んだナポレスの楽勝と見られていた。

2回、両選手共に右目上をカットする。3回に入るとナポレスは左マブタも切り、顔面は真っ赤。4回半ば、ジャック・ミリシク主審は試合をストップ。地元の大声援の中、新王者バッカスが告げられた。世界のボクシングファンを驚かせたナポレスの敗戦であった。

「ドクターは何で向こうはチェックせず、俺の傷だけチェックしたんだ」

互いにカットした場合、敵地では地元選手の手が上がる。「傷は向こうの方が大きいのに」理不尽な時代でありました。


72年来日したナポレスは、 龍 反町選手と2回のスパーを披露。

1963年から1974年のミドル級王者カルロス・モンソン(亜)戦までの10年間で、ナポレスは二つの敗戦を記録しているが、いずれもカットによるもの。そして二つの不本意な敗戦の借りはキッチリとお返ししている。

7ヵ月後の再戦はナポレスの楽勝。一方的にバッカスを打ちまくった前王者が8回TKO勝ちで王座復帰を果たしている。

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さて、新王者三浦選手。初防衛戦はチャンピオンカーニバルで1位木村章司(花形)選手の挑戦を受ける事になろう。ダウンを喫し、引き分けている木村選手との対戦は興味深い。

リベンジモードを歩む下田選手も、どんな道のりを歩むのか。来年はスーパークラスで”最強後楽園”日本タイトル挑戦者決定戦が行われる。瀬藤vs下田の再戦、ありそうですね。

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WBAはフライ級チャンピオン坂田健史(協栄)選手と2位デンカオセーン・カオヴィチット(タイ)の試合を義務試合として承認。そこで気になるのが、1位亀田興毅(亀田)選手の存在。指名権を行使しない事に対する何らかのペナルティーがあるのか、非情に気になるところですね。

WBAは、協栄ジムと亀田側のギクシャクした関係を知って、「これが解決せぬうちは坂田vs亀田実現は無理」と判断し、2位デンカオセーンとの対戦を指名戦と認めた模様。亀田選手のランキング下降はすぐにはなく、WBC王座挑戦を含めた亀田選手側の公式発表を待つ事になりそう。

WBC王座挑戦が決まれば1位亀田選手はランキングから外れる。2位は次の挑戦者デンカオセーン。そして3位にPABA王者ラタナポン・ソーウォラピン(タイ)。

「ラタナポンってどんな選手?」

しかし、あのリカルド・ロペス(メキシコ)の王座にも挑戦した事のあるベテランがこけた。3日、タイで行われたPABA王座防衛戦で、比国の伏兵リチャード・ガルシアに11回判定負けで王座を追われてしまった。

23歳のガルシアは、昨年2月WBC世界フライ級1位のポノムルンレックに5回KO負け。この試合を含め3連続KO負けを喫するも、08年7月韓国で行われたPABA暫定フライ級王座決定戦で、地元の 柳 明九に8回TKO勝ち。大番狂わせの王座奪取を演じている。

その余勢を駆ってのタイ遠征で殊勲の星を挙げたガルシアは、これで16勝(4KO)10敗。ランキング上位進出が予想されるが、アジア各国のホープ達の標的にされそうな予感。

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4位フリオ・セサール・ミランダ(メキシコ)、5位山口真吾(渡嘉敷)選手と続くWBAランキング。ミランダは次期WBC指名挑戦者と予想される。すると、山口選手のランキングがアップ。11月の吉田拳時(笹崎)戦は大きな意味合いを持ちますね。

内藤vs亀田戦。TBSが大きなカギを握ります。果たしてまとまるのでしょうか。

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28日からドミニカ共和国で開催されているWBA総会。気になるのが指名試合承認問題。総会参加中の山田純男さんから速報が届きました。

フライ級王者坂田健史(協栄)選手の次戦は、2位デンカオセーン・カオヴィチット(タイ)との義務試合である事が確認され、異論は出なかった。1位亀田興毅(亀田)選手の扱いについては触れられていません。

坂田V5戦決定…興毅もう内藤戦しかない(スポーツニッポン)

内藤vs亀田戦、実現するんでしょうか?


メンドサ会長のラッキーカラー・イエローのTシャツを着る出席者達。

【WBA会長の歴史・メンドサ政権誕生の裏側】

24日行われるフェザー級王者クリス・ジョン(インドネシア)vs4位 榎 洋之(角海老宝石)選手のタイトルマッチも、強制試合になる模様。同じく、ライト級王者小堀佑介(角海老宝石)選手と1位パウルス・モーゼス(ナミビア)の対戦も義務試合で異論なし。

WBC世界フェザー級王座を返上し、Sフェザー級2位にランクされるホルへ・リナレス(帝拳)選手は、1位イスラエル・ペレス(亜)との王座決定戦を義務付けられた。2回級制覇のチャンス到来!


メンドサ会長とJBC安河内事務局長。

「ドクター、どうしてるのかなァ」

「ベルト貰ってる写真、届きましたよ」

「元気か、そりゃ良かった」


ベルトを巻く、”ドクター”エリアス・コルドバ氏。

大竹マネジャーと噂していた元会長のドクター・エリアス・コルドバ(パナマ)氏には、記念のベルトが贈呈された。米国勢が独占して来た会長の座を中南米に初めてもたらしたその功績は多大だ。パナマの後押しあってのメンドサ政権誕生であった。

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9月15日の3大世界戦。米国からの航空機の遅れで会場入りが大幅に遅れてしまった山田さん。会場到着は既に西岡戦が終わった後。「損害賠償」だと怒っておられましたが、坂田、長谷川の両チャンピオンに会えた事で(~~)。翌夕にはニューヨークへ帰って行かれました。



海外リングで君が代を独唱する山田氏。

音楽家志望の山田さんの憧れは、協栄ジムの先輩であり歌手のジョー 山中さん。そして、計量後の食事で協栄ジム御用達の肉の万世の大ファンでもあります。長谷川・栗生選手のダブル世界戦を再び取材予定です。写真、ありがとうございました。(~~)

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首をかしげる挑戦者はハワイ帰り

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●●○●●。しかも、4つの●の内3試合はKO負け。試合前の「首をかしげたくなる挑戦」は妥当な表現だろう。昭和54年(1979年)11月6日後楽園ホール。OPBF・Sフェザー級王者 崔 文錫(韓国)に挑戦した吹打 龍 (ヨエクラ)選手のランキングは9位。

王者・崔との初戦は4回KO負け。上原康恒(協栄)選手の持つ日本王座挑戦でも7回KO負けで連敗。一つの白星を挟み、ふたたび対戦した崔にまたもやKO負け。これは韓国リングでのOPBF王座挑戦だった。続く比国遠征でも敗れた吹打選手。

強打のサウスポーは、昭和50年3連敗の後ハワイ遠征。ここで知り合った元日本Sバンタム級王者清水 精 氏との縁でヨネクラジムへ移籍。気分一新した吹打選手は、強気のマッチメークでキャリアを積んだ。15勝(9KO)9敗1分。


強打のサウスポー吹打 龍 選手。

崔との2試合はいずれもかなりの線まで王者を追い込んでいた。初戦はダウンを奪いながらの逆転負け。2度目の対戦も10回までポイントでリードしながら逆転された。手応えは感じていたのである。

王者崔も調子を落としていた。1ヶ月前、現役最古参のマサ伊藤(山口協栄)選手とのノンタイトル戦で判定負け。記録だけを見れば、首をかしげたくなる王座挑戦だが、吹打選手には秘めたる想いがあった。

「これがラストチャンス。負けたら引退も覚悟していた」


強打を振るう吹打選手。

これだけチャンスを与えられては、やらねばならない。試合開始から一気の攻めを見せる挑戦者の気迫に押される王者。勝負は初回でついた。とどめの左フックを喰らった王者はリングに眠った。初回、3分9秒。


3度目の正直。崔を初回KO。

選手の動向をよく見極めた強気なマッチメークが、吹打選手をOPBFの王座に押し上げた。やはり気持ちである。

ハンサムな新王者にはTVCMの話等も持ち込まれる。初防衛を果たし、2度目の防衛戦ではアルゲリョの世界王座にも挑戦したキャリアを持つ世界2位レイ・タム(比)の挑戦を撃退。その地位は入れ替わる。

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”首をかしげたくなる”挑戦者は、世界への夢も膨らむ地位へ這い上がった。だが、好事魔多し。韓国のアマスターからプロ入りした 呉 永世に王座を奪われる。そのスピードにも手を焼いたが、バッティングでカットした右目上の負傷が致命傷。


右目上の負傷が痛々しい吹打選手。

リマッチでも王座奪還ならなかった吹打選手は、カリフォルニアで11年に及ぶリングキャリアに終止符をうつ。環境を変えつつも、続けていたからこそチャンスにも巡りあえた。

ハワイがよほど気に入ったのか、吹打氏は今もハワイに住む。「なんかおとなしくなっちゃてなァ。元気してるのかなァ。タツに電話してみようか」先輩清水氏は今も後輩を気にかける。親分肌です。

私が初めてハワイに行った時にも、吹打氏にお会いしました。カッコ良かったですねェ。いい男で。相変わらずダンディなんでしょうか。あいにくと、お会い出来なかったのは残念でした。

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夢・大場政夫2世と一瞬の夏

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「お前の事、本に出てたぞ」

大竹先輩からそう言われたのは、昭和56年(1981年)夏の事。気なる私は、早速その本を買い求めた。沢木耕太郎著、”一瞬の夏”。 一瞬の夏(上) 一瞬の夏(下)


「相手も金平さんとこのホープだったらしいけど」

帝拳ジム長野マネジャーの言葉であるが、この金平さんとこの”ホープだったらしい”のが、何を隠そう私である。沢木氏は、大場政夫選手と長野マネジャーを題材にした『ジム』という作品を発表されている。

あの子が16歳にならぬ頃このジムに現れたように、あの子が素晴らしい足腰と、スピードの持ち主であったように、いま私の前に「もうひとりのあの子」が姿を現したのだ。素質もあの子に劣ることはない。この子がいつか帝拳にもう一度春を呼び戻してくれるかもしれない。その日まで、わたしはこのジムを守っていかなければならない義務がある。−沢木耕太郎 ジムより抜粋ー



あの子とは永遠のチャンピオン大場政夫選手の事である。そして、この子は谷津弘之選手。大場選手とはちょうど一回り齢が違う。中学生にして、プロの10回戦選手を倒してしまうほどのボクサーは、長野マネジャーに大いなる夢を抱かせていた。

帝拳の”天才”中学生の噂が、ボクシング界に脅威として広まっていたと知ったのは、随分後の事である。

満を持し、17歳になったその月にデビューする谷津選手。私は高校生活を自主的に1学期でケリを就け上京、ミカドジムに16歳で入門。ウェートの割りに背が高い事から、亀田昭雄選手や杉谷 実 、須賀原 徹 、大竹重幸選手らのパートナーを務めてきた。



昭和53年10月26日後楽園ホール。セコンドには中村先生の他に、13勝中12KO勝ちを誇った強打のSライト級ランカー須賀原 徹 先輩。翌日に試合を控え、ゲッソリとやせこけた大竹先輩もリングサイドに駆けつけてくれた。

普通に勝てると思っていたデビュー戦。初回終了のインターバルの事はよく覚えている。「パンチあるか」「あります」

3回、思わぬダウンを喫し慌てた。後は覚えていない。吉田レフェリーが試合をストップしたのは2分50秒。アレレッという感じ。

シャワー室で谷津選手と言葉を交わした。中学生からボクシングをやってる事を知る。上には上がいるもんだ。だが、そこまで期待されていたとは知らない私。翌日、大竹先輩の試合を応援し、次の日には練習を再開した。

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取材のお礼を一切受け取ろうとしない長野マネジャーに、沢木氏は谷津選手名義の預金通帳を贈っている。

「これはあの子がチャンピオンになる時の試合で使わせてもらうわ」

帝拳ジムの希望だった谷津選手は、日本ライト級1位までランキングを上げた。しかし、度重なる肩の脱白で3年間のブランクを作る。カムバックするも目を故障、無念の引退を遂げている。

左拳の骨折で2年のブランクを作った仕事仲間、浜田剛史選手の世界奪取の瞬間はセコンド手伝っていましたね。私は、アルレドンド側控え室にいました。


「一日一日を精一杯生きよう!」

長野マネジャーからかけられた言葉を忠実に守っていた谷津選手。

「それじゃ勝てるわけないよ、ユーは」(~~)

大竹マネジャーの得意そうな顔が浮かぶ。もう、ズッ〜っと言われそうだ。いや、言われる。(~~)

ハッキリと記憶に残るデビュー戦。今となっては、大変良き想いでです。

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