5日(現地時間)パナマシティで開催されたWBA恒例の”KOドラッグ”興行。午後4時に開始された第1試合。ファイナルカードが終わったのは、深夜1時も過ぎた頃。早朝7時25分のフライトで米国へ帰る山田純夫さんも忙しい。
6日にはWBA主要メンバーによるミーティング開催が急遽決定。コンベンション・スケジュール等が決まるのではないかと思われる。
「ゴールデンボーイ・プロダクションのお偉方が3人も来てましたよ」
オスカー・デラホーヤ社長は、建築会社も経営しているらしい。「あいつにやらせているんだ」。その目先にはセコンドメンバーが。「写真送ってくれよ!」。営業にでも使うんでしょうかねェ。(~~)

撮影、Sumio Yamada ★9月21日坂田健史・瀬藤&藤本プレゼント付チケット
デラホーヤvsメンドサ・ジュニア副会長のエキシビションマッチ3回戦には、副会長のパンチが一発ヒットするごとに100ドルがカウントされ、ドラッグ撲滅支援団体に寄付されるという趣向。
よって、頑張った副会長は249発のパンチを命中?させ、かくて2万4千9百ドルの寄付金をデラホーヤから稼いだ。パンチカウントはWBAのジャッジが務めたそうです。まァ、さわっても一発という事だったようですが。(~~)
デラホーヤ傘下にあるダニエル・ポンセ・デレオン(メキシコ)は、ロイネ・カバイェロ(パナマ)を12回大差の判定で破り、フェザー級次期指名挑戦権を獲得。
Sフェザー級王者ホルへ・リナレス(帝拳)選手の兄ネルソンは不出場。これは計量で9ポンドウェートオーバーした為だが、どうやらこれは陣営の契約体重勘違い。日本ではありえない話ですね。
3月、嶋田雄大(ヨネクラ)選手に世界ランキングを奪われたアメス・ディアス(パナマ)は、世界挑戦経験もあるフェルナンド・アングロ(ベネズエラ)と対戦。嶋田選手にダウンを喰らった右オーバーハンドで、ディアスがあっさりとキャンバスに沈んだのは2回。
ここを何とか踏ん張ったディアスは、4回同じパンチで倒し返す。5回にもダウンを奪ったディアスは、6回見事な右アッパーで三たびアングロをマットに這わす。7回戦を見事な判定勝利で飾ったディアスは、ホアン・グスマン(ドミニカ)、嶋田戦と続いていた連敗をストップ。

フライ級暫定王座決定戦は、試合開始からオマール・サラド(メキシコ)が打撃戦を仕掛ける。対するルイス・コンセプシオン(パナマ)は、時折サウスポースタイルにもチェンジして見せたりと、この日は技で勝負。抜群のジャンプ力を活かしたステップインと、コンビネーションの回転の速さで優位を奪っていく。
「さすがにこのクラス相手だと、力任せでは倒せないです。サラドが効いたパンチはなかったです」
「もっとパンチ力のある選手と戦った場合どうなのか見たいですね」
いわば世界戦仕様で戦ったコンセプシオンは、時折派手なパンチもおりまぜ、ファン受けするボクシングを展開。8回以降手数が落ちたサラドは、左目上カットによる流血に悩まされ、11回を終わった頃には右目もふさがった。
「9回だったか、コンセプシオンが押し出される形でダウンしましたが、スリップの裁定。パンチが当っているようにも見えましたけど」
最終回を前にセコンドは試合停止を考えたが、サラドは続行を主張しコーナーを出る。しかし、これ以上の戦いは無意味と見て取ったセコンドは、レフェリーにストップのサイン。これを見て取ったルイス・パボンレフェリーが試合をストップした。TKOタイム12回39秒。

撮影、Sumio Yamada ★9月21日坂田健史・瀬藤&藤本プレゼント付チケット
ポイントでも大きく引き離されていたワンサイドゲームだっただけに、このストップは妥当だろう。喜びの新暫定王者は得意の後ろ宙返りをを4度披露。地元ファンを大喜びさせた。
さて、気になるのは初防衛戦。10月6日正規王者デンカオセーン・クラティンデーンジム(タイ)vs亀田大毅(亀田)戦が行われる。コンセプシオンとの対戦は大いに楽しみだが、WBAがしっかり義務付けするのか。実現はその一点に係ります。
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6日にはWBA主要メンバーによるミーティング開催が急遽決定。コンベンション・スケジュール等が決まるのではないかと思われる。
「ゴールデンボーイ・プロダクションのお偉方が3人も来てましたよ」
オスカー・デラホーヤ社長は、建築会社も経営しているらしい。「あいつにやらせているんだ」。その目先にはセコンドメンバーが。「写真送ってくれよ!」。営業にでも使うんでしょうかねェ。(~~)

撮影、Sumio Yamada ★9月21日坂田健史・瀬藤&藤本プレゼント付チケット
デラホーヤvsメンドサ・ジュニア副会長のエキシビションマッチ3回戦には、副会長のパンチが一発ヒットするごとに100ドルがカウントされ、ドラッグ撲滅支援団体に寄付されるという趣向。
よって、頑張った副会長は249発のパンチを命中?させ、かくて2万4千9百ドルの寄付金をデラホーヤから稼いだ。パンチカウントはWBAのジャッジが務めたそうです。まァ、さわっても一発という事だったようですが。(~~)
デラホーヤ傘下にあるダニエル・ポンセ・デレオン(メキシコ)は、ロイネ・カバイェロ(パナマ)を12回大差の判定で破り、フェザー級次期指名挑戦権を獲得。
Sフェザー級王者ホルへ・リナレス(帝拳)選手の兄ネルソンは不出場。これは計量で9ポンドウェートオーバーした為だが、どうやらこれは陣営の契約体重勘違い。日本ではありえない話ですね。
3月、嶋田雄大(ヨネクラ)選手に世界ランキングを奪われたアメス・ディアス(パナマ)は、世界挑戦経験もあるフェルナンド・アングロ(ベネズエラ)と対戦。嶋田選手にダウンを喰らった右オーバーハンドで、ディアスがあっさりとキャンバスに沈んだのは2回。
ここを何とか踏ん張ったディアスは、4回同じパンチで倒し返す。5回にもダウンを奪ったディアスは、6回見事な右アッパーで三たびアングロをマットに這わす。7回戦を見事な判定勝利で飾ったディアスは、ホアン・グスマン(ドミニカ)、嶋田戦と続いていた連敗をストップ。


フライ級暫定王座決定戦は、試合開始からオマール・サラド(メキシコ)が打撃戦を仕掛ける。対するルイス・コンセプシオン(パナマ)は、時折サウスポースタイルにもチェンジして見せたりと、この日は技で勝負。抜群のジャンプ力を活かしたステップインと、コンビネーションの回転の速さで優位を奪っていく。
「さすがにこのクラス相手だと、力任せでは倒せないです。サラドが効いたパンチはなかったです」
「もっとパンチ力のある選手と戦った場合どうなのか見たいですね」
いわば世界戦仕様で戦ったコンセプシオンは、時折派手なパンチもおりまぜ、ファン受けするボクシングを展開。8回以降手数が落ちたサラドは、左目上カットによる流血に悩まされ、11回を終わった頃には右目もふさがった。
「9回だったか、コンセプシオンが押し出される形でダウンしましたが、スリップの裁定。パンチが当っているようにも見えましたけど」
最終回を前にセコンドは試合停止を考えたが、サラドは続行を主張しコーナーを出る。しかし、これ以上の戦いは無意味と見て取ったセコンドは、レフェリーにストップのサイン。これを見て取ったルイス・パボンレフェリーが試合をストップした。TKOタイム12回39秒。

撮影、Sumio Yamada ★9月21日坂田健史・瀬藤&藤本プレゼント付チケット
ポイントでも大きく引き離されていたワンサイドゲームだっただけに、このストップは妥当だろう。喜びの新暫定王者は得意の後ろ宙返りをを4度披露。地元ファンを大喜びさせた。
さて、気になるのは初防衛戦。10月6日正規王者デンカオセーン・クラティンデーンジム(タイ)vs亀田大毅(亀田)戦が行われる。コンセプシオンとの対戦は大いに楽しみだが、WBAがしっかり義務付けするのか。実現はその一点に係ります。
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